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米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿49

米国株の師匠🍅アウトライヤー様からの寄稿🍅第49回全文無料で皆さまにお届けします。

🍅🍅

弟子のNEOさんへ
アウトライヤー
より。外れ値です。でも異常値ではありません。
笑って許してくださいね。ごゆるりとお時間ある時ご覧になってください。
背景にある経歴:80年代後半から、ペインウェバー証券会社、メリルリンチ証券会社、ベアー・スターンズ証券会社等々の外資系証券会社東京支店法人営業部門に勤務。外資系企業生活で24年の歳月が流れました。
ペインウェバー証券会社ニューヨーク本社にて、2名のメンターのもと、米国株式業務を基礎から習得。なぜ、2名だったかと言いますと、フロントオフィス業務用に1名=MIT出身のトレーダーで数学者、バックオフィス業務用に1名=米国では名の知れたバックオフィスの専門家でした。当時、NY証券取引所にもしばしば、足を運び、入り口から出口まで、叩き込まれました。その後、日本国内の機関投資家向け外国株式営業に携わり、メリルリンチ証券会社とベアー・スターンズ証券会社では、それぞれ東京支店法人営業部門外国株式営業部長として、東京、ニューヨーク(ウォール街)、ロンドン(シティ)を中心に、アジア諸国も含めて、世界中を飛び回りました。グローバル株式・金融業務に従事する上で、メリルリンチ証券会社では、当時のメリルリンチ・グローバル株式営業部門におけるアジア地域2名のグローバル・エクティ・コーディネーターの1人として、米国株式を中心に、グローバルに株式業務推進役の職責も兼務。(この時とっても楽しかったです)
2012年2月に外資系企業生活を終えました。
同2012年年春から、日本企業の顧問に就任。
一貫して、この30年超の期間、何度も何度も現地に足を運び、そこにいた人々と直接仕事をした事を含めて、アメリカの金融政策、アメリカの株式市場を見つめてきました。


録音 スペース

 2022年11月27日(日曜日)↓↓↓↓↓↓

第48回から続く


トランプ氏が大統領在任中、その大統領職に対する法律顧問(大統領顧問)であったパット・シポローネ(Pat Cipollone)氏が、つい最近何日か前、大陪審で証言したとういう事実があったため、トランプ氏相当ビビっちゃったのか。この人ビビると、ものすごく攻撃的になるので。トランプ氏、まあ、かなり、精神的にも追い込まれている事は伺えます。つい先ほども、かなり、怒り狂った発言をしておいででした。

相も変わらず、常軌を逸したコメントを、自身のトゥルース・ソーシャルというプラットフォーム上でして。
しかし、昨日のは、群を抜いて強烈でした。合衆国憲法の効力停止を呼びかけて。全部のルールや規制を終わらせ、打ち切ってしまうという話で。もう2年以上もたっているのに、まだ、2020年の大統領選挙の結果を覆そうというコメントして。


パット・シポローネ(Pat Cipollone)氏


パット・シポローネ(Pat Cipollone)氏は、大統領職の法律顧問(大統領顧問)だった人なので、全部の事知り尽くしている人です。それはもう、トランプ氏からすれば、大統領在任中の出来事で公にされたくない事、いっぱいあるんでしょうねぇ~、たぶん。証言など、もってのほか。そんな事、してほしくないという事は見え見えで。

憲法の効力停止等という、アメリカにおいてあり得ない、あってはならない事さえ発言してしまう前大統領に対して、共和党保守・ネオコンの重鎮、様々な法律家、大学教授、論客、党派を問わず、多くの人達があきれ果てて。このような前大統領の発言に対して、共和党全国委員会が何も対応しないのであれば、そんな人をリーダーとしてあがめ、擁護している組織という事になりますよと、前述の方々が厳しくご指摘なさっているわけです。米国民から選挙で選ばれた公職者は、True Faith and Allegiance:To the Constitution of the United States 合衆国憲法に対して忠誠を誓うのです。全ての基盤、おおもと、合衆国憲法。


ブレトンウッズ体制


マーケットの世界では、様々なマーケットのその根底・基盤にあるのは通貨・為替です。駆け出しのころ、メンターから、通貨・為替の方向性を予測したり、当てたりするのって、それはもう至難の業だから、そこを真剣に考えすぎない方が良い。株式市場を見て行く上でのひとつの下地・基盤として、意識して、参考にしておくのが良いと教わりました。直接、通貨・為替に携わる仕事をした事はありません。ただ、通貨という事において少し学ぶ時、ブレトンウッズ体制を思い出します。


ウィキペディアからのブレトン・ウッズ協定~引用~
ブレトン・ウッズ協定(Bretton Woods Agreements)「アメリカ合衆国ドルを基軸とした固定為替相場制」であり、「1オンス35USドル」と「金兌換」によってアメリカのドルと各国の通貨の交換比率(為替相場)を一定に保つことによって自由貿易を発展させ、世界経済を安定させる仕組みであった。この体制は1971年ニクソンショックまで続き、戦後の西側諸国の経済の復興を支えた。この協定に基づいて確立した体制のことをブレトン・ウッズ体制という」~引用終

1971年のニクソンショック


藤井裕久元財務相 写真特集

心からのご供養と致しまして。
今夏、ご逝去されました藤井裕久氏
謹んで心から哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げます。
この国、日本において、財務大臣(大蔵大臣)などをお務めになられました。
ブレトンウッズ体制につきましては、藤井氏が先生の勉強会に参加して、学ばせて頂きました。心から敬意を表しております。藤井氏は、学生時代に野球でキャッチャーをなさっておられて。野球で、藤井氏の指が曲がってしまい、それを誇らしげに、「ほら、ここ。こう曲がっているんだ。これはね~」と満面の笑顔で、僕に語ってくださった、あの笑顔をを忘れる事はありません。心からお悔やみ申し上げます。
*僕は、政治活動は全くしていません。
純粋に、直接学ばせて頂いた事への感謝とその思い出です。

僕の場合は、投資や投機の対象として、為替に触るという事は、ありません。
少々、端から、観察しているだけです。

そもそも、これってどういう事なんでしたっけ?そこから、どんな歴史を経て、どのように今に至っているんですか?そして、それは、今後?というところに、焦点によってはですが、好奇心旺盛で、興味があります。

SNS上に、すっごく、面白い、ユーモアのセンスが素晴らしいアメリカ人の女性がいまして。彼女、メインのアカウントとバックアップのアカウントと2つアカウントがあって、両方とも、相互フォローしています。ジョークがすっごく面白いのです。
彼女のジョークそのものが、分野を問わず、バカ受けで、時々、「こりゃ、すっごいウケるわ~。超ウケた」とか「これ絶妙だね、面白すぎる」とかコメントさせて頂いたりしています。すっごくスマートな女性です。
ホント面白いのですが、彼女のもうひとつすごいところは、オバマ大統領が彼女をフォローしているところです。
その彼女のジョークのひとつに、「最近は、十分にリサーチを済ませた、リサーチはバッチリって言う人達ばかり。リサーチ、リサーチ、リサーチしたって。ユーチューブからなんからSNS上では、専門家ばっかり。専門家だらけ。(パンデミックの専門家、コロナの専門家、ワクチンの専門家、戦争の専門家、インフレの専門家)。それで、その情報ソースは全部SNS。涙出して笑らう絵文字2つ、3つ付」っていうジョークがあって。これも結構ウケました。

僕はSNSから情報を取る事に反対しているわけでも何でもありません。彼女はただ単に最近のアメリカでの風潮について、明るく楽しくジョークを言っているだけです。僕はSNSは良いと思っています。いろいろな情報がシェアされていますから。すごく便利な時代です。有効活用するしかないと思っています。

むしろ、逆に、自分が寄稿を始めてから、例えば金融事に限って言いますと、もう何年も前から、すっごくたくさんの言葉が、ユーチューブ、SNS上にある事は知っていました。「トレーダー」「トレーディングする」「投資する」「投機する」「マクロエコノミスト」「ストラテジスト」「アナリスト」「その他諸々たくさん」

口頭にて、そもそも部分の意図、ご説明



これらひとつひとつの言葉の定義や意味。
かつてランダムにコメントなどを聞いていて、この場合、この方は、何を持って、この言葉を使用し、この事をおっしゃっておられるれるのであろうと、結構、疑問や質問を持つ事が正直多かったです。よく理解をする事もできませんでした。そんな事から、特例を除いて、今、日本語のそういうコメントを見る事も聞く事もほとんどなくなってしまいました。あまりついて行けてません、というのが正直なところです。メディアなどの言葉表現などの影響もあっての事なのかどうなのか、よくわかりません。

それがきっかけで、自分がちょっと気にしているのは、「ありゃ、これ、僕は何の気なしに、自分が実体験した中でのそれらの言葉の定義に基づいて、何のてらいもなく、寄稿しているけど、お読みになっていらっしゃる皆さまとの間に、そういった定義からして、なにかしら、世間一般で使用されている用語とのギャップみたいなもの(世代間ギャップも含めて)、もしくは、アウトライヤーがうまく伝えることができていなかったり、アウトライヤー何言ってんの?とかになってしまってたら、それは、まずいかも。よろしくないなこれ」と少し思ったりしています。

どっちがどう、どっちがいいとか、たとえば、SNSがどうで、世間での風潮がどうでとか、投資銀行がどうでとか、そう言う事ではありません。そこにポイントありません。ウォール街がどうのとかにもポイントありません。
自分がここのところ寄稿している、その寄稿のもとでもある、もともと、そもそものウォール街にある基本的な言葉の定義は、ざっくりとでも、お伝えさせて頂いておいた方がいいのかもと最近、思っております。

普段の現実社会において、個人的に、会話内での定義は、とっても大切だと思ってきました。よく、ビジネスに取り組む過程で、確認事項として、We are on the same page. とかって言います。「同じページにいるよね」「共通の認識を持ってるよね。ある程度同じくらいこの事、理解し合っているよね」We go from here. Let's do it. Game on!「はい、よし、じゃ、やろう」
共通の認識を持っている事を確認する時、よく耳にするのは、「今ここで言うところの○○の定義は、何、どう?とか、その説明から考えるに、○○はこのように定義されていると思うけど、この認識は合っていますか?」とか、よく質問が飛び交ったりします。

ここで、お伝えしようと思っている部分はここのところのポイントです。
最近の風潮やSNS上の言葉に対する、アウトライヤーの認識不足という事でも、もちろんあるのですが、マーケットに大きな影響力を持ったウォール街、その専門家のコメントなどもよく報道されたりしますし、その影響力などでマーケットが動く事も往々にしてあります。
いつか機会ある折には、この辺の事は、さらりとでも、口頭にて、そもそも部分の意図、ご説明など、とは思っています。


Be who you needed when you were younger.

リチャード・ファインマン博士

理論物理学者リチャード・ファインマン博士のクォートです。
Be who you needed when you were younger.
「あなたが若かった頃、あなたが、必要だなあ、必要だったなあ、こういう人がいてくれたらいいなあと思ったような、そういう人におなりなさい」

何の世界で生きても、そういうところを目指すことができれば、それは素敵かもと思ったりしながらやっています。




藤井裕久元財務相 写真特集


藤井裕久氏、90歳
声がでかくて、いつも本当に元気なお方でした。謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。


第50回へ続く

最後に …

これからもアウトライヤー様からの寄稿🍅を皆さまにお届けするつもりです。
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関連note


🍅注意事項
①不特定多数の者により随時に、誰でも閲覧可能な無料記事です。
投資助言行為に該当するアドバイスは行いません。短期動向や個別の運用相談に関するご質問へのご回答は一切行っておりません
③投資の最終決定はご自身のご判断と責任でおこなってください。

『日刊宝の山』『アウトライヤー寄稿』は利益を保証するものではありません。

サポート🍓本当にいつも有り難うございます。