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第9回『京都サードプレイス概論』ボキャブライブラリー


【昆布ひじきわかめ納豆Boooom!!!!……ヨーグルト】
2020年5月22日に俳優の窪塚洋介が自身のインスタライブで放ったパンチライン。お腹に優しいものを摂取する「腸活」について説明する文脈で飛び出したものであり、一時ネットが騒然となった。


【そこに愛はあるんか?】
女優・大地真央と元キングオブコメディの今野浩喜が出演するアイフルのCMに登場するセリフ。女将さん、シリーズを追うごとに「女将」じゃなくなっていくな……


【ひとつ屋根の下】
1993年、フジテレビの月9枠で放送されたテレビドラマ。フジテレビ歴代No.1の視聴率37.8%を叩き出した伝説の作品。江口洋介演じる主人公・柏木達也(あんちゃん)のセリフである「そこに愛はあるのかい?」は当時の流行語にもなった。


【いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう】
2016年、フジテレビの月9枠で放送されたテレビドラマ。脚本は我らが坂元裕二。第6話の高良きゅん闇墜ち回の衝撃、久々に感じたいわね……


【サード・プレイス】
アメリカの社会学者レイ・オルデンバーグによって提唱された、自宅(生活を営む場所=1st place)・職場(最も長い時間を過ごす場所=2nd place)に並ぶ、コミュニティライフのアンカーともなるべき場所の呼称。ざっくり要約すると、家(1st)と職場(2nd)の往復だけじゃなく、第3の居場所を見つけることが人生を豊かにする、という提言。
興味深いのはオルデンバーグによるサード・プレイスの定義で、
・無料或いは安い
・食事や飲料が提供されている
・習慣的に(人が)集まってくる
・フレンドリーで心地良い
・古い友人も新しい友人も見つかるところ
などを挙げている。


【みず色クラブ】
京阪三条駅から程近い、住宅街の路地裏に青白いネオンを灯らせ京都の有象無象をおびき寄せる魅惑のカフェバー。上記の定義を全て(ガチで)満たしている、ヤブタとヨウイチの真のサード・プレイス。


【Elephant Factory Coffee】
京都きっての繁華街である河原町通と京都随一の飲み屋街である木屋町通に挟まれた、これまた路地裏にある雑居ビルに看板を掲げる喫茶店。店名の由来はもちろん、村上春樹の『象工場のハッピーエンド』から。めちゃくちゃハイレベルな深煎りの珈琲を嗜みながら、ぼそぼそ談笑するもよし、一人本の世界に没入するもよし。東京の方は姉妹店である三軒茶屋のMoon Factory Coffeeへどうぞ。


【アカツキコーヒー】
京都・一乗寺にあるコーヒーショップ。京都には珍しく、浅煎りの珈琲をメインに提供してくれる。もともと深煎り派であるヨウイチですが、ここの浅煎りを初めて飲んだ時の衝撃は未だに忘れられないほど美味でございました。京都の超有名インディペンデント系書店・恵文社に足を運んだ際には是非こちらにも。


【喫茶 百景】
四条富小路に昨年オープンした、今京都で最もアツい新進気鋭の喫茶店。Elephant Factory Coffeeから独立した店主が一杯一杯丁寧に淹れるずっしりとした深煎り珈琲の香り高い味わいが、あなたをめくるめく百の景色へと誘う(?)。なんと先日解禁されたフジファブリックの新曲『光あれ』のPVにもがっつり登場しているのでチェケラです。


【龍門】
東山三条の老舗中華料理店。ヨウイチはゴリゴリに辛い麻婆豆腐がめちゃ好きだよ。夏はみんなで火鍋をつつくのがオツ。


【夜市的点心酒場 好】
四条木屋町の台湾屋台風居酒屋。料理がなんせめっぽう美味い。1500円で果実酒やウイスキーなど飲み放題のコースにも、いつも助けられております。


【サウナの梅湯】
五楽スタジオ最寄りのグッチル銭湯(=ヤブタの持ち銭湯)。2018年までやっていた「ストリート銭湯カルチャー」という新たなムーヴメントを沸騰させる『Get湯』の会場にもなっていた。あれめちゃめちゃいいイベントだったし復活してくれないかな。


【サ活】
「サウナ活動」の略。ちょっと前から来てますね、サウナブーム。サウナと水風呂を何セットか繰り返し、自律神経の乱れや心身のバランスなどをまさに「整え」てくれるという、究極のデトックスらしい。漫画やドラマなど、サウナに関するコンテンツもぽこぽこ湧いてきつつあるようで。こちらはサウナ愛好家たちによるサイトとのこと。


【白山湯】
ヨウイチの持ち銭湯。露天風呂から銭湯の煙突が見える場所があって、そこが個人的にグッとくるポイント。番台の壁にはなぜかイラストレーターであるヤブタ母が描いたカレンダーが貼ってある。

後で聞いた話、白山湯の奥様と母が同じ日に出産したらしく分娩室フレンドらしい(ヤブタ)

なにそれ、Orphansじゃん……


【高瀬川】
木屋町を流れる小川で、川沿いには数多くの花見スポットがある。かつては京都の中心部と伏見とを結ぶ運河であり、森鴎外の代表作『高瀬舟』の舞台もここ。


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