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サッカー指導者歴5ヶ月目の大学生 #2

昨日の夕方からは風も吹き、かなり冷え込んでいた中での練習でした。まだまだ未熟さを実感する日々ですが、少しずつ子どもたちとも仲良くなり、楽しく、丁寧に練習を実施することができるようになってきたように感じます。

昨日(11/14(火))行った練習メニューの一覧です。

テーマ『ドリブル』『1vs1』

対象:年中〜1年生

◎W-UP
[ドリブルドリル]
■縦マーカー5枚
片足インアウト(左右)
・ボールを10回以上タッチ
[key]
・細かいボールタッチ
・アウトサイドのタッチ
両足インアウト
[key]
・インサイドの「壁」で方向転換
・アウトサイドで進む
・アウト→壁→アウト→壁→…
ダブルタッチ
[key]
・横スライド

◎TR①
八の字ターン
・マーカーとコーンを八の字にぐるぐるとドリブル
[key]
・アウトサイドの細かいタッチ
・軸足も連動させて動かす

◎TR②
1vs1
・マーカーゲートをドリブル通過でゴール
[key]
・相手の矢印を見る
・正対
・ボールの置き所
・ボディフェイク

◎ゲーム

とにかくこの年代の子どもたちに教えるのは楽しくてしょうがないです。6人しかいない練習ではあるのですが、教育的負担は3〜4年生に比べると大きいように思います。

今回は、これまでただ「言葉で褒める」だけであったのを、上手に出来ていたり、僕が提示した条件をクリアできたりしたら「ハイタッチ」するという事を決めて取り組んだことで、これまで笑顔を見せてくれなかった子も楽しそうに取り組んでくれたことは嬉しかったですし、練習を考えてきた意味があるなと思いました。

しかしながら、1vs1の組み合わせを決めるときに、「〇〇(年中)とやりたかった」などと、本人の意向と僕の指示に相違が生じた時にぐずってしまった子が出ました。この子は、小学校1年生で、自分の思うようにならないとすぐにぐずったり拗ねたりすることがよくある子で、常々どのように対応するのが最適なのか模索していたのですが、今回はあまりにも自分勝手がすぎたため社会性という点から指導をしました。年中と小学1年生では目に見えるように体格差があり練習にならないと考えているのですが、前回や、前々回の練習でも同じことを何度も言われていた為、伝えなければならないと思い率直に伝えました。今回は、今までで一番強く伝えたため、その後「練習をやりたくない」と言い出しました。その後のフォローは当然したのですがそれでも復帰できないとのことで練習を見ていました。練習の最中にも、「〇〇、できるようになったら練習に入ってな!」と明るく声をかけ、最後には笑顔で練習に戻ってくれたのでよかったです。

このような事例は、サッカー指導者としてだけではなく、一人の小学校教諭免許取得予定者として向き合い、攻略出来るようにしなければならないと思います。

①なぜ、年中と小学1年生の対戦は練習になりにくいのか
②そもそも何のための練習なのか

を伝えた上で、

①強く伝える以外に、一度対戦させてもよかったのではないか
②そもそも年中と小学1年生が対戦しても問題がないようなオーガナイズにすればよかったのではないか

などと、反省が絶えません。重要なのは、子どもたちが毎回の練習で一つでも多くのことを吸収して持ち帰ってもらうことだと思うので、嫌な思いをして帰ることのないようにすることを忘れずに、今後も自己研鑽に励みます。


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