見出し画像

高校生が自作ゲームアプリをリリース!驚きの収益結果を公開

今回は高校生が約1か月半かけて作ったゲームをストアにリリースした結果とその収益を公開します。
現在ゲーム制作をしている方はもちろん、今から挑戦しようと思っている方にも有益な情報だと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。


はじめに

まずは筆者がゲーム開発者としてどの程度のレベルなのかを書き記しておきます。

  • 開発歴:約2年半

  • プログラミング:初心者

  • グラフィック(ドット絵):初心者

  • Unity:たぶん中級者

今回のゲームは約1か月半で制作し、GooglePlayStoreとAppStoreにリリースしました。ゲーム内にAdmob広告を入れて収益を得ました。アプリ内課金要素などは無いです。
一応宣伝としてストアリンクを貼らせていただきます。遊んでから読んでいただけると幸いです。

AppStoreのストア画面


収益公開

それではもったいぶらずに収益を発表します。高校生である筆者が1か月半かけて死に物狂いで完成させたゲームの収益は、、、

ズバリ、1210円です。

Admobの広告収益集計画面

制作期間(1か月半)の間、実際にどれくらいかけてこのゲームがつくられたかを大まかに計算してみました。計算方法は平日は3時間、休日は8時間です。(ゴールデンウィークも含む)
その結果が合計約200時間でした。
ついでに時給も計算してみたところ1210 ÷ 200 = 6.05となりました。
つまり時給は6.05円です。ブラックどころの騒ぎじゃないですね。

この結果を見て大きい額だなと思った方はおそらくいないでしょう。これなら言うまでもなく1日バイトすれば余裕で上回りますね。もっと言うとこれでは大赤字です。

なぜならGooglePlayStoreとAppStoreの開発者アカウントの登録料に合計約1万7000円払っているからです。もっともっと言うとAdmobの収益は8000円を超えないと実際に振り込むことは不可能です。

というわけで実質は-17000円という結果です。

これが高校生の筆者にとってどれほどつらいことかご理解いただけるでしょうか?約1か月半、友達ともほとんど遊ばず、家にいる時間をほとんど費やして作ったゲームがこんな悲惨な結果なのです。


本題

ここまでの話を聞いて、ゲーム開発をやってみたい、ゲームアプリを作りたいと考えていた人は絶望しているかと思います。

安心してください。本題はここからです。

まず、筆者は今回のゲームリリースで収益が4桁を超えるとは思っておらず、せいぜい百円程度のものだろうと考えていました。
なぜならこのゲームは面白くないからです。
開発者である筆者がこんなことを言ってしまうとあれですがはっきり言うとこのゲームは面白くないです。
ひよこを左右に移動させ障害物をかわし、とにかく下を目指すというシンプルなゲーム性。言い換えると何の特徴もないありきたりなゲームです。

アプリストアでこのゲームが並んでいてインストールするかと言われても答えはNOでしょう。他にももっと面白い無料ゲームがありますし。

じゃあ筆者はどうしてこのゲームをリリースしたのでしょうか?
それはゲームを短期間で開発、リリースするという経験を得るためです。
AppStoreには一度もリリースしたことがなかったので今回のゲーム開発はとてもいい練習になったと感じています。さらに、今までは開発期間が予定よりも上回ることが多かったので自信にもつながりました。

結論、このゲームを作ってよかったです!


今後について

筆者は今後もしばらくはゲームアプリ開発を続けようと思っています。理由は何よりも楽しいからですね。
現在は👇のような無限ランゲームを開発しております。

このゲームもスマホ向けに開発しております。興味がありましたら、Xをフォローして進捗を見ていただけるとありがたいです。

伝えたいこと

ゲームを完成させ、リリースまでこぎつけた1人として将来的にゲームを作ろうとしている、もしくは初めてゲームを公開しようと制作している人に伝えたいことがあります。

初めて公開するゲームは基本、自分の想定の2倍、いや3,4倍の時間と労力を要します。
つまり1か月で作れるだろうと思った作品は3か月以上かかるでしょう。

あとは初めて公開するゲームは制作期間を短めに設定することをお勧めします。
これは僕個人の意見ですが要素をたくさん詰め込んで複雑なゲームを作ったり、絵に力を入れるのは正直時間がもったいないと思います。

初めてのゲーム制作にクオリティーは必要ありません。一番必要なのは完成させ、リリースしたという事実です。何個か作っているとだんだん自分に必要な技術、自分に足りていない部分が見えてきます。
クオリティーを求めるのはそこからです!こだわりはすべて捨てましょう!
というわけでまとめるとこんな感じです。

  1. 制作期間は短めに設定する!

  2. こだわりは捨て、クオリティーを追求し過ぎない!

  3. 公開することを第一優先に!

これらのことを意識してより良いゲーム開発ライフを送りましょう!

最後に

今回は高校生である筆者が1か月半かけてストアにゲームアプリをリリースした結果について書きました。ここまで読んでくださりありがとうございました。「スキ!」ボタンを押していただけると超励みになりますので、ぜひお願いします。フォローもお忘れなく!
それでは!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?