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010 単語学習最初のひと区切り

 台湾華語単語の学習を進めているが、ここでようやく最初の1セクション終えたという話。

 009 にあるとおり、最初のセクション(STEP1 330語)をひと通り学び終えた。見開き1ページ9単語を2日かけて覚える形で、頻繁に一時停止しながらもここまでたどり着いた。書いて、聴いて、声に出し、アウトプットまでセットにしたのでやり方としては間違っていないと思う。もちろん1度の学習ですべて覚えられるはずがないし、すでに記憶の抜けがボコボコあるはずだから、それをこれからの復習で埋めながら完成度を高めていく。「音読ノート」がフルに威力を発揮するのはここからだ。スピードを上げながら何度でも繰り返していくことにする。

 その間に 003 の続きをやろうと思う。台鐵の次は台北捷運(MRT)である。6路線だが駅数は結構多いのでこれもまたやりがいがありそうだ。捷運は台北のほかに淡海(新北市北部)、桃園、台中、高雄があるのでいずれそこまでやろうかと思うがまずは台北だ。

 そして文法学習だが、今でも文法書の流し読みは続けている。それはまだしばらく続けるが、そろそろ詳細な文法学習も考えようかと思う。典型的な文法学習テキストといえば「新版実用視聴華語」や「當代中文課程」ということになるんだろうけど、これらのテキストは独学が難しい。英語で書かれているのはいいとしても、かなりの分厚さと分量に圧倒されるのと、その分厚さゆえだいぶ扱いづらい。いきなりこれらに嚙り付いて心折れるような事態だけは避けたい。ということで流し読みをしている今の文法書をひとまず丁寧にやることにする。

 日本語で書かれた初心者向けテキストとしてはこれでいいと思う。発音は注音符号メインで振られていて、ピンインがおまけ扱いになっているのはとても好感が持てる。カタカナまで振られているのは正直余計だが、注音を自在に扱えるだけのレベルには達したのでほとんど気にはならない。文法項目の並びが体系的でないところが欠点だが、そのせいで混乱するような雰囲気でもないので大丈夫だと思う。そしてこのテキストには事実上の発展版のテキストも存在する。

 この2冊をマスターしたときに果たしてどこまでの力を得ることができるだろうか。そして、今年中に受験したいTOCFLにどこまで通用するのか試したいと思う。

 ところでTOCFLの日本公式ページに以下のような案内があった。

【2023 年からは、現試験に代わり、「華語文能力測験 2.0 版(略称 TOCFL2.0)」が実施される予定です】

 つまり現在の形式の試験は今年までということになる。今の形式のうちに取れるところまで取っておいて、2.0に備えたいと思う。

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