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「思想・哲学」関連書のレビュー

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「思想」「哲学」関連のレビューを紹介します。
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記事一覧

ドン・シーゲル監督 『ダーティハリー』 : さそり座の評論家・北村紗衣

映画評:ドン・シーゲル監督『ダーティハリー』(1972年・アメリカ映画) ひさしぶりに『ダ…

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フィリップ・K・ディック 『宇宙の眼』『虚空の眼』 : ミズ北村紗衣のキャンセル宇…

書評:フィリップ・K・ディック『宇宙の眼』『虚空の眼』(ハヤカワ文庫・創元SF文庫・サン…

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竹村和子 『フェミニズム』 : 真の「フェミニズム」を知るべし。

書評:竹村和子『フェミニズム』(岩波現代文庫) 「フェミニズム」という言葉だけなら、「誰…

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東浩紀 『訂正する力』 : 北村紗衣という「訂正無能力者」

書評:東浩紀『訂正する力』(朝日新書) 昨年よく売れ、「2024 新書大賞」の第2位にも選ば…

年間読書人
10日前
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ジャン=リュック・ゴダール監督 『恋人のいる時間』 : 女がわからない。

映画評:ジャン=リュック・ゴダール監督『恋人のいる時間』(1964年・フランス映画) ひさし…

年間読書人
11日前
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北村紗衣 『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード』 : 「北村紗衣はダース・ベイダー…

書評:北村紗衣『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門』(…

年間読書人
12日前
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北村紗衣の、卑怯な「ご都合主義」を立証。 : ツノ出せ、ヤリ出せ、シッポ出せ。

やっと、北村紗衣が、私の記事を「読んでいるという事実」を示す、ハッキリした反応を示してくれた。 要は、2度にわたる、デタラメな「削除要請の通報」を、公式に認めた、ということだ。「削除」だけでは、誤魔化しきれなかったからある。 北村紗衣は、須藤にわか氏のすでに削除済みの記事、 ・「北村紗衣というインフルエンサーの人がアメリカン・ニューシネマについてメチャクチャなことを書いていたのでそのウソを暴くためのニューシネマとはなんじゃろな解説記事」 のコメント欄に書き込んだ、私のコ

北村紗衣教授に関する提言 : 蓋句智女の呟

与那覇潤氏のnote記事「嘘でも他人を「ミソジニー」呼ばわりすることの意外な効用」によると、…

年間読書人
2週間前
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中村一般 『ゆうれい犬と街散歩』 : 繊細さゆえの孤独と思考

書評:中村一般『ゆうれい犬と街散歩』(トゥーヴァージンズ・路草コミックス) 友人がお盆に…

年間読書人
2週間前
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北村紗衣に捧ぐ 「ミソジニー ファンネル集めて キャッキャしたい (五七五)」

与那覇潤さんに拙稿(いや「拙レビュー」?「拙note」かな?)を紹介していただいた。ありがた…

年間読書人
2週間前
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ウィリアム・ワイラー監督 『ローマの休日』 : 『ローマの休日』論

映画評:ウィリアム・ワイラー監督『ローマの休日』(1953年・アメリカ映画) 「名作」の誉れ…

年間読書人
2週間前
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北村紗衣 『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』 : 子供騙しな子供向けフェミニズム

書評:北村紗衣『お砂糖とスパイスと爆発的な何か 不真面目な批評家によるフェミニスト批評入…

年間読書人
2週間前
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私の記事「北村紗衣という人」(2024年8月30日付)が、通報削除されました。

たぶん昨日(2024年9月13日)のことです。無論、私自身が「削除」したのではありません。 「管…

年間読書人
3週間前
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ジュディス・バトラー 『ジェンダー・トラブル』 : 「フェミニズム」とは何か?

 書評:ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル フェミニズムとアイデンティティの攪乱』(青土社・1999年翻訳初刊) 知的刺激に満ちた、とても面白い本だった。 もちろん、「哲学書」である本書を、完全に理解できたなどとは言わない。 ボーヴォワールもイリガライも、フーコーもラカンも読んでいない私では、本書で理解できたのはせいぜい2割程度だろう。だが、その2割は、たぶん著者ジュディス・バトラーが言いたいことの中心に近い部分であるという手応えはあったから、その意味では、満足もし