バンドマンの彼女

わたしには、バンドマンの彼氏がいる。
彼とわたしは、
マッチングアプリを通じて知り合い、
付き合い始めて4ヶ月になる。

彼と出会う前、
「バンドマンなんかクズや」
わたしや友人たちはそう考えていた。

実際のところ、彼はちゃんとクズだった😂

30歳にして、
バイター(週5勤務、月収入は一ケタ万円)の身でありながら、
卒業後地元に戻る(付き合う前に伝えた)予定のわたしに、
同棲を求めるという暴挙に出始めた笑

正直言って、こわい。
将来設計を描くことのない彼と話をしても、
「バンドは続ける、辞めるときは死ぬとき」の
一点張り。

魅力のある人だから付き合ったけど、
相手の現在の状況を考えると、
結婚を考えられる段階にないから、
別れは近そう。

仮に、彼を養うほどの甲斐性がわたしにあっても、
バンド活動が大事な彼のすべてを受け入れて
養ってあげるほどの愛情深くなれない。

後悔の気持ちを吐露できるなら、
彼とは仲の良い呑み友だちで居ればよかった
とつくづく思う。

なんか、そこら辺の関係性を、
わたしは良くも悪くも
相手の態度に合わせて選択してしまうみたい。

彼に告白されて断る理由がないから付き合った。

こんな感じで、
相手が喜ぶから断らないのは
もう辞めにしないとな、、😐



話は変わるが、
わたしの好きな作家の西かなこさんの小説
「地下の鳩」には、
"昔はよくモテた"という陰気な男性が登場する。

夜のディープな世界で
ひっそりと仕事をして生活する男性。

自然と、音楽のためにバイトする彼氏の姿と重なった。
彼に必要なのは、音楽で成功する未来。
わたしが隣に居ても、
私の心が先に腐っていきそう笑

彼には、しあわせで居てほしい

これは、関わる人全員に思うことだけど、
短くても温かい時間をくれた彼には
特にそういう思いを抱いている。



半年ぶりの恋愛
彼にとっては4年ぶりの彼女だそう。

年下好きの彼にとって、
一人でなんでも進めちゃう私は
正直言って可愛げがないと思う😅

服装はボーイッシュ、顔だけが女の子らしくて、
考え方や口喧嘩の仕方が男っぽいとよく言われる。

理想の女の子像を求められて、
うざいなーだるいかもと思うわたしには、
合わない相手だね、きっと笑


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