見出し画像

ヨガはバリアフリーだと実感した日

先日は
私が利用者として通っていた事業所で

利用者さんたちの年末イベントとして
ヨガイベントの企画開催をさせていただきました!



去年の今頃は
利用者として参加していた私が

まさかヨガインストラクターとして前に立ち
利用者のみなさんと交流させていただけるなんて

1年前は思ってもみなかったです。

私は職員さんと
ハグをしたいくらい嬉しかった。笑


今回は
90分という時間をいただいたので

内容をものすごく考えて考えて。

人数も15人くらいで
みんなそれぞれ動ける範囲も違うから
みんなに楽しんでもらえる内容を考えて考えて。

ほんとうに考えて考えて。

ヨガの先生や
同期にも助けを求めヒントをもらい

今自分ができる限りのプログラムを考え
その内容をカタチにしていく準備をして

なんとか当日を迎えることができました。


前半は
ヨガについてのお話をしたり
呼吸法とキャンドル瞑想をしました。

スライドを見ながらお話


ヨガレッスンのタイトルは「みんなのヨガ」

スライドも作成し
今の私が伝えられるヨガのお話を

利用者のみなさんと
コミュニケーションをとりながらお話してみました。


手をあげて発表してくれた方ありがとう!


私は利用者時代
片道1時間半をかけて事業所に通っていました。

もちろん今回も
片道1時間半です。

荷物をいっぱい持って
人の多い電車に乗り

行くだけでも疲れてしまうのだけど

みんなのヨガが始まったら
すっごくエネルギーが湧いてきて。

なんだか
あっという間でした。


「楽しかった」というお声もいただけて
とても嬉しかったです。

今回は人数も多く
ほんとうにさまざまな
障がいを抱えている方が対象だったので

どんな内容なら
みんなに「参加してよかった」と
感じてもらえるのかをすごく考えて。

そうやって
考えて準備をしているうちに

「あ、ヨガって呼吸をしてたらヨガだな」

と、実感することができました。




車椅子の方が参加してくださったり

身体を動かすのが難しくても
みんなでヨガをする時間を過ごすことができました。


だから
ヨガってすごくバリアフリーだなって。

私は心から感じることができました。

参加者のみなさんが「参加してよかった」
と思ってくれていたら嬉しいです。

私よりもヨガの知識や
スキルがあるインストラクターさんは

それはもうたーくさんいるでしょう。

でも
障がい当事者として
福祉施設に通ってきた私だから

そして
障がい者として生きることが

どんなに大変なことかを
身を持って知ってる私だからこそ

今回のイベントが実現したと思っています。

もちろん
みんなそれぞれ
抱えている障がいは違いますし

同じ障がいだとしても
違う人間ですから大変さも何もかも違います。

それでも
障がいがあっても
前を向いて頑張っているみなさんと

交流がしたい私にしかできない
ヨガレッスンだと思っています。

これは私の誇りであり
使命であり心から楽しいと思えることです。

これから
ヨガの学び
人生の学びを深め

障がいのあるみなさんへの理解も深め
ともに成長しながら楽しい時間を過ごせるよう

日々精進していきます。

この記事が参加している募集

#最近の学び

181,413件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?