父から宇宙人と呼ばれる娘

今日2個目のnoteです。

ひとつ前の⬇️この記事の終わりに

「近々また更新します」
と書いたのには根拠があって。
実はこの⬆️美容院の話は「前置き」として書こうとしてた部分で、それが思ったより長くなってしまった。
ので、それで1個の記事にしてしまいました。


今日予定してた「本題」をやっと今から書きます。

お盆期間中、本来ならうちの父も実家(←今はわたしが一人で住んでる)に
一時的に帰って来たりして過ごしてもいいところ、感染予防のためそれが出来ない状態が続きます。



とは言え、電話は頻繁にかかってくるので
話は出来ています。

そんな父が、今のわたしに対してよく言うこと

「ねこ(←父はねこの方で呼びます)は宇宙人だからな」

<父→わたしの呼び方まとめ>
デフォルト:ねこ
時々:宇宙人
昔:怪獣(詳しくは⬇️のnoteでご確認ください)

自分の娘をこんな個性的な呼び方する人いるんでしょうか。

「ねこ」「怪獣」は、以前書いたことがあるので割愛して

「宇宙人」と呼ばれる理由について。


父は電話で必要な用件を最初に話し終わると、だんだん雑談に入っていくんだけど、それがわたしにとってはとんでもなく退屈なのです。

プロ野球の話からはじまり(でもこれはまだいい。スポーツは好きだから)
→政治の話
→いろんな事件の話
→何ちゃら制度の話
→経済の話
→景気の話
→物価の話
→もうなんか、わたしには何の話かよくわかんない話

・・・

おとーさん。

いいかげん覚えてくれ。
あなたの娘は、ニュースとか全然みないってこと。

あなたが話してる間、
スピーカーに切り替えてスマホを放置して全然別なことをしてるって。

「ねこはニュースみてないからちょっと教えとかないとな」

・・・

それは「みれない」んじゃなくて「みない」だけだから
大丈夫なんだよ。

そうゆうの、みても(聞いても)わかんないの。昔から。
興味がないことは、いくら我慢して聞いててもいまいち頭に入って来ないの。

って、説明すると父はこう言うわけです。

「そーか。ねこは浮世離れしてる、宇宙人だからな」

時事問題とか、大人が当然知っておかなきゃいけない難しいことを全くわかってないわたしは、父からすれば「宇宙人」なのだそう。

思ってるより全然、支障ないけどね。


就職する時、よく面接で聞かれる
「最近のニュースで興味のある話題は何ですか。その理由は」
みたいなの。

あれ、わたしどうやって切り抜けたんだろう。
運よく聞かれなかっただけだろうか。

中学とか高校とか
多少マイペースなとこはあったけど不自由なことはなかった。
(少なくともわたし側は)

でも社会に出て、大人の世界で働くようになって
年数が経つほど、いわゆる「年相応」とのギャップが生まれて

同年代との話についてゆけない。
増して上司の話す難しい話も全く理解出来ない。
会議とか、地獄だし。

仕事(作業)そのものは楽しいことも多い。
このシステムこう使うんだよとか、この資料はこう作るとか
メールや配信で何かを連絡したり説明するのも得意(てか好き)
集中して文章を作ったり、見やすく整えたりとかも楽しい。
好きで覚えた技能なら社内検定で100点満点取れたりとか。

でも、だんだんそんな作業だけしていられる年齢は過ぎて
先輩や上司も辞めちゃったりして

わたしの苦手なことを求められるようになる。
利益が、経営が、採用が、制度が、社員教育が・・・
とか。

もうその年数なら(年齢なら)出来るでしょ、と
普通の尺度で判断するとそうなるのだろうけど
わたしはそうゆう方面の脳レベルが極端に低いから

その意味では、小学生が急に30歳ぐらいの集団に放り込まれて
話をさせられるような感じ。
苦痛でもあるけど、それ以上に本当にわからないの。
水を油が彈くみたいに。

結局その時の職場は
わたしが体を壊して離れることになった。

その教訓があるので
今の職場は、職種はそれほど変わらないけど
苦手な領域に踏み入れることがない、アシスタント的な立場だから
心身共に負担の少ない働き方が出来ています。

感覚として、自分よりかなり年下の人と話していても
同じか、何なら少し年上ぐらいに思えることが多いので

先輩や直属上司がわたしより年下なのも
むしろちょうど良い、しっくりとくる感じがしてます。


「ねねは、2年に1回しか歳取らないんじゃ?」
とも言われるぐらい、精神年齢も(どうやら見た目も)幼い。

「2年で1歳説」は、ちょっと言い過ぎかも知れませんが、
同じ歳の人たちがどんどん遠くに行ってしまう感覚があるのは
わたしの成長スピードがだいぶおっそい(遅い)からなんでしょうね。


だからね、おとーさん。

おとーの話は、なんかわたしが聞いてると
物知りなおじいちゃんと話してるみたいな感じなの。


今度から電話きた時、おじいちゃんて呼んでいい?


娘を「宇宙人」と呼ぶ父。

父を「おじいちゃん」と呼ぶ娘。

変な親子ですいません。


ずいぶん長く書いてしまいました。


だけど、今言えることは
ひと言で言えば

「こんなわたしでも、結構しあわせ」

ということです。

長々書いといてあれですけど
結局それだったみたいです。


話始めると長いのは、父に似たのかも・・・

いや、おじいちゃんに似たのかも!
(まだ言ってる)

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