歌は腹式呼吸?胸式呼吸?
こんにちは
新年度が始まり、あっという間に1週間が過ぎてしまいました。
いかがお過ごしでしょうか。
今日はよく論争が巻き起こる
腹式呼吸と胸式呼吸、歌にはどちらが適しているか。
について考えていきたいと思います。
結論。どっちでもいい。
私はどちらの呼吸法も歌に適していると考えています。
胸式呼吸で歌ったから、腹式呼吸で歌ったからといって死んだ人はいません。
ですが、当然腹式呼吸、胸式呼吸どちらにも特徴があります。
腹式呼吸の特徴
腹式呼吸は横隔膜を上下に動かすことで行う呼吸です。
腹式呼吸は胸式呼吸に比べ、
沢山空気を吸い込めるというメリットがあります。
また、上半身がリラックスしやすいため、
響きのある声を出しやすくなります。
しかし身体の緊張がほぐれやすいため、
声を支える為の筋肉が頑張ることを忘れてしまいやすいというデメリットも。
腹式呼吸で歌うときは、下腹部、丹田の支えをより意識して歌うように気をつけましょう。
腹式呼吸はポップスやバラード、クラシックなど、
響いている声で穏やかに歌う曲、
またロックなどでも朗々と歌い上げたい時などに適した呼吸法です。
胸式呼吸の特徴
胸式呼吸は胸周辺を上下に動かすことで行う呼吸法です。
胸式呼吸は腹式呼吸に比べて、
空気を素早く取り入れることができるというメリットがあります。
また筋肉が緊張しやすくなるため、
響きの少ない、硬い声が出しやすくなります。
しかし首や肩など上半身の筋肉に力が入りすぎ、声帯に負担をかけてしまうことがあるというデメリットも。
胸式呼吸で歌うときは、胸から上の筋肉が硬くなりすぎないように気をつけて歌いましょう。
胸式呼吸はロックやパンクなど、
勢いをつけて激しく歌う曲、
またバラードなどでも切羽詰まった感じを表現したい時などに適した呼吸法です。
まとめ
腹式呼吸、胸式呼吸、歌う時の呼吸法に決まりはありません。
歌いたい曲によって、また、表現したい感情によって呼吸法を変えられるように、どちらの呼吸法もマスターすることを強くお勧めいたします♪
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