大学って自由じゃないのか
大学生になったら自由だよ。
そんな言葉を信じて高校を卒業するためのモチベーションにしていた。
1人は寂しいから誰かとずっと一緒に居たい。
その考え方がわたしには合わなかったみたい。
案外1人で行動できるタイプだったと。
むしろ1人が好きなんだと気付かされた。
でも実際は自由ではなかった。
自由ではない道を選んでしまったのかもしれない。
大学に入学したての頃は誰かといると安心するという理由からいわゆるグループで行動していた。
それは残念ながら今も変わらない。
しかしそこで気がついたことは
わたしは人と群れることがあまり得意ではないということ。
大学に入学したてときのグループのままだからこそ特別相性がいいわけではなく、
ただ日常を生きるために互いに依存しているようなもの。1人になりたくないから一緒にいるようなものなの。
それが余計に孤独を感じさせていることに気づきながら1人になる勇気はない。
自分は本当に弱いと自覚させられる。
正直昔から学校というものが特別好きというわけではなかった。
しかし友達がいないかと言われればそうではなく、放課後には友達の家に行って毎日5時半のチャイムが鳴るまで遊んだり部活に励んだり
学校に行けば友達もいたがクラスが変われば関わる友達も自然と変わっていた。
しかしクラスがない大学ではそれができない。
クラス制のメリットはそこだったのだろうか。
転校の多かったわたしは不登校だって経験した。
だからこそ大学ではその分野に触れるような専攻をしている。
不登校を経験したからこそ人と関わる楽しさだけではなく人と関わる恐怖も覚えている。
その経験がわたしの気持ちにモヤをかけているのも理解している。
グループでいるからこそ自然と仲間割れしてしまう。しかし喧嘩をしているわけではない。
しかし自分が所属していないもう片方をみていると同じ空間にいるはずなのにツラいのだ。
同じ空間にいるからこそ辛いのだろう。
大学に入れば自由に好きな人たちと好きな距離感で関われると思っていたがそうもいかないらしい。
いつになったら自分優先にして生きられるようになるのだろう。
大学に入って数年の気づきは人付き合いの難しさかもしれない。
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