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第12話 「抗がん剤治療エピソード」その1

こんにちわ!

あーちゃとねーねの あーちゃんですヽ(^o^)丿

今日も「あーちゃんの癌サバイバー日記~みんな、負けないでよ!」にお越しいただきありがとうございます!

さて、これまでは私の体から直腸がなくなったことによる生活の変化を、お話させていただきました。

人間の体って、ホントによくできたもので、なくても代用したりカバーしたりして生きれるのですね。

私のように直腸がなくても、大腸が頑張って直腸の仕事をカバーしたり。

今あるもので活き活き生きて行けるように考えていくことが必要なんですね。

脳が考えてくれて体に指令を送ってくれているんですね。すごいです。

そう、ないものをカバーできるようになるには考えることが大事です。

今日のお話は、今あるものが機能しずらいときに考える思考のお話です。

それではスタートします!

~~~~~~~~~~~~~~

手術後約1か月たったころから抗がん剤の治療が始まりました。

いつもの、chatGPT君に説明してもらいますね。

抗がん剤はがん治療に使用される薬物です。

これらの薬物はがん細胞の成長を阻害したり、
破壊したりすることでがんを治療します。

抗がん剤は化学療法の一部として使用されることが一般的ですが、
放射線療法や手術との併用も行われることがあります。

抗がん剤治療は、がんの種類やステージ、患者の個別の状況に応じて選択されます。

治療計画は通常、がん専門医やチームによって策定されます。
抗がん剤は、静脈内注射、経口投与、点滴などの形式で使用されることがあります。

抗がん剤治療は効果的な場合がありますが、副作用も引き起こす可能性があります。

一般的な副作用には、吐き気、嘔吐、倦怠感、脱毛、免疫機能の低下などがあります。

しかし、医師や看護師はこれらの副作用を管理するための対策を講じることがあります。

なんです。ありがとGPTくん!

それで、私の場合は点滴の形式で行われることになりました。

3週間を1クールとして、全部で8クール。

約5時間ほどかけて抗がん剤を点滴で体に入れて行きます。

点滴が始まると、だんだん腕の感覚が冷たくなって、
指先にピリピリが襲ってきます。

あ、少し副作用のことで先にお話しておきますね。

先ほど、GPT君からの説明であったように、抗がん剤治療には副作用を引き起こすといわれています。

一般的な副作用には、吐き気、嘔吐、倦怠感、脱毛、免疫機能の低下・・。

病院の待合室にはウィッグ(かつら)のパンフレットが並んでいます。

やはり、脱毛が副作用にでる場合があります。

私が、手術を終えて退院し帰宅すると、

ねーねがお出かけしていきました。

長い髪をなびかせて・・。

2時間ほどすると、帰宅しました。

すると、なんと「ほぼ、坊主あたま」に!!!

「ヘアドネーションしたよ~」と切った髪をキレイに袋に詰めて持っていました。

「あーちゃんが副作用で脱毛しても、大丈夫。わたしも同じ頭よ~」

と笑っています。

涙涙。

ヘアドネーションは、自分の髪の毛を寄付する行為です。

これは、髪の毛を失ったり脱毛したりしている人々、特にがん治療を受けている子供や成人のためにかつらを提供するために行われることが一般的です。

ヘアドネーションは、被髪腫瘍(がん)の治療による脱毛を経験した人々に、自然な髪の毛を提供する方法として利用されます。

でも、結果的に私は脱毛はしなかったんですけどね 笑

翌月、私も髪を短髪にしました。

もし脱毛したとき、布団に長い髪がいっぱい落ちている風景が嫌なのと、

短髪で金髪だったら、見た目のショックがすくないかな~と思って。

短髪の私たちを並べるとまるでおっちゃん。

弟が見舞いに実家に来てくれた時に3人並ぶと

間違いなくちっちゃいおっちゃん3人の風景でしたよ 笑

コロナ禍でマスクが必需品だったので

お化粧たっぷり、真っ赤な口紅で女アピールもできないし 笑

まぁ、お仕事中は帽子かぶってるのでわからないか~って感じで過ごしました。

「ねーねがヘアドネーションをした」という事実に

息子のタイキは衝撃を受けて「俺もする!」と決意表明。

1年とちょっとの年月をかけて35センチまで髪をのばし、ヘアドネーションしました。

ねーねたちが寄付した先の事業所では主に子供用のかつらを作るらしいです。

で、お話を戻します。

抗がん剤治療がはじまりました。

第1回目は入院して抗がん剤をすることになりました。

やはりどのような症状になるのかわからないこともありますので。

前日から入院し、2日目の午前中に始まりました。

約5時間点滴です。

途中、何度も看護師さんが見に来て声をかけてくれました。

「大丈夫かな?」「気分悪くない?」

抗がん剤の種類は「オキサリプラチン」という種類です。

オキサリプラチンは神経系にも作用するため、
末梢神経障害(手足のしびれや痺れ)といった副作用が起こることがあります。

この抗がん剤を点滴し、ゼローダ錠を朝夕5錠、2週間服用を続け、1週間はお休み。

この3週間を8回繰り返します。

3週間ごとの診察時、主治医はこの療法を続けていけるかの判断をします。

治療で心身の状態が悪く、継続は難しいと判断されれば、
80%の抗がん剤の仕様にしたり、経口投与薬の調整、
または、治療法を変えることになります。

私は、「一番効果的な治療法をしてもらっているのだから100%の割合で最終まで続ける。」
ことを念頭に置いていました。

がん細胞をやっつける、一番の治療法。
この治療法がだめだったら、2番の治療法になる。

1番効果がある治療をしてほしい。

その想いを持ち続けました。

しかし、2回目、3回目と回が進むにつれ、

副作用は容赦なく襲ってきました。

抗がん剤はがん細胞を破壊する薬物ですが、正常な細胞も攻撃されます。

それで副作用がでるのですね。

2回目からは通院で治療をすることにしました。

朝いちばんで病院に入り、昼食用のパンを買い込んで点滴室へ。

約5時間かかりますから、お腹すくでしょ笑

抗がん剤をしてるときは副作用で指先の痺れや腕に痛みがあったりします。

腕の皮をひと皮剥かれたような、あるいは皮膚から神経が出てきてるような・・痛

なので、タオルや毛布で腕を温めた方が痛みが和らぎます。

わたしは、はじめはそんなに痛くなかったのですが、

クールが進むにつれ次第にきつくなってきました。

手足にしびれ、痛みがでます。

そのため、手には手袋とレッグウォーマーをして点滴をします。

病院からも温熱気を貸し出してくれました。

それで治療中と治療後の痛みが少し和らぐのです。

点滴の5時間もなんとか耐えることができました。

点滴が終わってベットから降りると、足に激痛がはしります。

冷たい感覚が襲ってきて、足の平を床につけて歩くことができません。

そのため、冬用の分厚い靴下と、

弟がはいていた作業員さん用の、靴の中にはく薄い靴みたいな、
インナーソックスをもっていき、

治療が終わったらはいて、ヨチヨチ歩きで帰ります。

なので、抗がん剤治療の日は病院にいくときには

タオルと、ブランケットと靴下を2枚、レッグウォーマーを用意していきます。

大荷物ですね 笑

でもたぶん、抗がん剤あるあるです。

そしてまた、ひざ掛けや手袋、靴下に加えマイボトルおすすめです

コンビニに暖かいお茶は売ってますが、時間がたてば冷えてしまいます。

冷めると飲めません( ω-、)

だもんでマイボトルに暖かいお茶を入れて持ってくことを、おすすめしとるんですゎ。

こらだけの備えあれば、
貴方は達人です!

そして、抗がん剤の副作用は日々薄くなりますが、

軽くなってきた、と思ったら

次の抗がん剤治療の日がきます。

そしてまた、ピリピリと痛みに耐えます。

これを8回繰り返します。

そして悲しい出来事ですが、耐えなければならないことも起きます。

大好きな孫。
退院したときはサプライズで孫が走ってくるのを嬉しくて抱き締めて泣きました。

感動的でした!

でもね、抗がん剤が進むにつれてきつくなる副作用で

孫が(ばばぁ~)と腕をさわろうとした瞬間、

かなしいかな反射的に腕を上に上げて逃げてしまう( ω-、)

優しくふれあいたいんだょホントは 泣

孫に意味なぞ分かるわけもない。

あー嫌わないでねお願い←心の声

ごめんね ごめんねと言いながら半年を過ごしました。

ツライけど抗がん剤が終われば徐々にピリピリも治まって孫と遊べます 笑

今から抗がん剤を受ける人もいつまでもこのしんどいのが続く訳じゃーないからね。
 

一時のことですよ。

しゅん太郎にならず乗り気って下さいね!

そして半年の治療を受けていく中でも様々な出来事がありました。

そのお話は次回、エピソード②でお話しますね!

では今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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