吉四六さんとおへまさん ねんど人形作品紹介 Kichiyomu-Ohema” My clay doll works
吉四六さん
“kichiyomu-san” The Japanese folktale with clay dolls made by Kazumi Watanabe.
人形の高さ 143ミリ。
Body height 143 mm.
吉四六さんは、大分県臼杵市野津町の昔ばなしの ”とんち者”。
Kichiyomu-san, a quick-witted character,is an old tale from Usuki, Oita, Japan.
江戸時代に実在した野津町の庄屋さん、”廣田吉右衛門”さんがモデルです。
It is modeled after a real headman who existed in the Edo period.
大分県民には最も親しまれているキャラクター。
This character is the most familiar to the people of Oita Prefecture.
桜の名所、臼杵市野津町の総合公園 ”吉四六ランド” にて、ねんど人形写真のロケ撮影。2018年春。
At Kichiyomu Land in Notsu-machi, Usuki, a famous cherry blossom viewing spot.
吉四六さんの女房は ”おへまさん” 。
Kichiyomu-san’s wife is Ohema-san.
人形制作 2017年。
Puppet Production in 2017.
動画30秒。
おへまさん
“kichiyomu-san” The Japanese folktale with clay dolls made by Kazumi Watanabe.
人形の高さ 132ミリ。
Body height 132 mm.
大分の昔ばなしの”とんち者”吉四六(きっちょむ)さんの、女房おへまさん。
Ohema, wife of Oita’s quick-witted character kichiyomu.
臼杵市野津町の普賢寺に吉四六さんとおへまさんの墓所があります。
There is a graveyard for Kichiyomu and Ohema at Fugenji Temple in Notsu-machi, Usuki,Oita.
桜の名所、臼杵市野津町の吉四六ランドにて。
At Kichiyomu Land in Notsu-machi, Usuki, a famous cherry blossom viewing spot.
” Hey, wait! “
” Aha! “
おへまさんの夫、吉四六さん。
Ohema-san’s husband, kichiyomu-san.
“捕まえてご覧なさい”
“Catch me if you can!”
人形制作 2017年
Puppet production in 2017.
動画30秒。
人形を作ること
人形を作り始めた当初、日本に伝わる昔ばなし伝承を自分なりに形にしておきたいと考えました。
大袈裟かもしれませんが、自分たちが今住んで暮らしている土地が、仮に遠い将来に違った形のものになっていたとしても、その土地にかつての先祖代々の方々の「物語」が在ったのだということを、自分にできる形で残しておきたい。
東日本大震災を経験し、その数日後から日本神話人形の制作を始め、(人形を作るという行為は、「供養」の意味合いもあるのだろう)と考えるようにもなりました。
今のご時世で、拙人形動画のようなお気楽コンテンツを発信するのは少し躊躇われましたが、日本の有様が変わってしまうという危惧が冗談に聞こえない世の中になってしまいましたね。
なので、自分はやはり自分にできる形でコツコツと伝える活動を、これまでの通りに続けるのだと改めて思いました。
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