立ちポーズボディの作り方 【脱!初心者向け 樹脂粘土】 ねんどHOW TO 動画付き
様々なキャラクターに応用出来る「立ちポーズ」
樹脂粘土で、ねんど人形作りの肝「立ちポーズ」の作り方です。
立ちポーズデザインを考案して、作品数と種類が一挙に増えました。
立ちポーズひとつ覚えると、動物他色んなキャラクター作りに応用出来て、便利ですよ。
基本の「お団子」の作り方は、これまでの「初心者向け作例1~3(※)」をご覧くださいね。
「お団子」を細く伸ばしました。
※「これまでの初心者向け作例1~3」
「長靴の形」と、爪楊枝の刺し方
足首になる部分をキュッと絞めて、お腹から胸のラインを鳩胸ぽくしました。
ワークショップで子供たちに教えている時は、まず練習用の「小麦ねんど」で「長靴の形」を作ってもらい、コツが飲み込めたら本番用の樹脂粘土にチャレンジしてもらうなど、全員が作品を作れて持ち帰られるよう工夫しています。
※樹脂粘土は乾きが早いので、練習中に固まってしまう場合があり作業スピードが求められます。
おおまかに形が取れたら、爪楊枝を刺して、形が崩れないよう補強します。
爪楊枝を刺す時は、「回転」させずに一気にスッと刺します。回転させるとねんどが爪楊枝にまとわりついて形が崩れるのでご注意。
また爪楊枝は「竹楊枝」がまとわりつきにくくて良いでしょう。
かぎ針を使って、足が2本に見える様に割っていきます。
へら(かぎ針)の使い方
へら(かぎ針)の使い方。前回の「竜のアタマ」でもそうでしたが、1ヶ所に急な力を加えずに、様々な方向から力を分散させながら割っていきます。ここは。動画をよく観て観察してくださいね。
合間合間に適宜、指やへらで表面をなめしています。
へら(かぎ針)の使い方。へらは立てずに寝せて、滑らせるようにくぼみを入れます。
「足指」を入れています。プラへらで、下からくいっと持ち上げるように・・。
「土踏まず」を作る
足の裏には「土踏まず」を作ります。
足の裏が丸いと、完成した人形が安定して立てないので「足裏の外側」に重さを散らすことで「立ちポーズ」が上手に立てるようになります。
ボディと同じ量(どちらも今回は12グラム)のねんどで「ネコのアタマ」を作りました。ボディとのバランス例です。
作りたいキャラクターによって大きさのバランスは違うでしょうが、これを目安にしてくださいね。
動物キャラクターに「ウデ」をつける場合、「肩をすぼめる感じ」にすると、「動物感」がよく出ると思います。
「目玉」「ウデ」「しっぽ」など細かいパーツの作り方はいつものように省略します。「アタマ」「ボディ」まで作られた方は、それらパーツは楽勝と思います。
いずれまた、別の動画でも改めて「手、足」などの作り方をやりましょう。
動画をよく見て工夫して、上手になってくださいね。
動画6分14秒。
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