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幼い時から生きづらかった

僕は実家に住んでいた頃(17歳まで)の記憶がすっぽりと抜けている。

だが、コロナ禍で多忙だった日々が
急になくなった途端、
フラッシュバックのように
色んな記憶がいきなり、
前触れもなく自分の中によぎるようになったのだ。

幼い頃から生きづらかった。
特に嫌なことがあったわけではないのに、
幼稚園や学校に行きたくなくて
「朝ごはんを食べたら学校に行かなきゃ行けないから食べない」とごねて、
毎日母親に引きづられて幼稚園や学校に通っていた。 

毎日お腹が痛くて、小学生で初めて過敏性腸症候群とやらになった。

友達はいたけれど、
なんとなく中学生くらいから人間関係が
面倒になって嫌気がさしていた。

面倒な人間関係に振り回されるなら
一人でいる方が楽だと思い,
友達は一応いたものの、
一人で行動することが多くなっていた。

今みたいに精神病が世間に受け入れられて
いなかったから、母親はきっと受け入れられずにいたんだと思う。
施設に入れる、もう面倒見れない、といいながら頻繁に出て行ったり占いにハマってしまった。
父親は、子供の世話は母親の仕事だと言っていたらしい。僕が癇癪を起こすたびに僕の身体を抑えつけ顔を何発も殴った。

僕は自分のことを精神病だなんて
診断されても実感がなかったけれど
小学生で帯状疱疹になったり
中学生で拒食症になり26kgまで痩せるなど
今思えばSOSが出ていたんだろう。

今も家族と上手く話せない。
上手く接することができない。
実家に帰った途端、急に僕は無口になる。
にこにこして、
お土産なんて渡していい子のふりをする。

だけど、別に僕の親は最低な親だったわけじゃない。
海にもディズニーランドにもつれていってくれた。
子育てに正解などないのだから、
別に親の責任で僕が壊れたわけではないと思う。

ぼくは小さい頃から
人とコミュニケーションをとるのが苦手だ。

接客のアルバイトや演劇など、
色々な経験をして表上では
普通に見えるかもしれないが
今も実は変わっていない。

アイドル活動を初めて
自覚せざるを得なかったことや至らない部分は
たくさんあるが、ぼくはMCが絶望的に苦手だ。

だから、音楽で伝えたい。
詞を通して、ぼくの思っていることや
君たちに対しての想いを伝えたいと思っている。

だから、MCもファンサも本当に苦手だけど
がんばるから、僕についてきてください。

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