タイミーで色々働いてみた③シール貼り
タイミーではコンビニで働くことが多いのですが、たまーに朝から18時くらいまでの倉庫の仕事もしたりします。
最近、某倉庫でグッズにバーコードのシール貼りをする仕事をしました。
朝9時から18時までひたすらアクリルキーホルダーやアクリルスタンドにバーコードのシールを貼ります。
単にシールを貼るだけではなく、納品された段ボールの中身の数を数えて確認。
それから中身の商品の間違いが無いか確認。(その日は某アイドルのツアーグッズでしたが、私はそのアイドルを知らない為名前と顔の確認が大変でした)
パーツに不足な物はないか確認。
何百個と確認してから、その一つ一つにバーコードのシールを貼ります。
作業自体はとても地味です。
一人で黙々作業。
けれど周囲に同じ作業をしている人が居るので無意識に妙な対抗心が湧いて、私は競争するかのように作業のスピードを上げます。
それでいて正確さが第一優先。
この手の作業嫌いじゃありません。
むしろ好きな類いです^^
いわゆる器用貧乏。
基本的に細かい作業も大雑把な性格のわりには得意な方です。
むしろ大量生産系の細かい作業は大雑把な方が向いてる気もします。
細かいきっちりタイプの人は少しのズレも気になって慎重にゆっくり(もちろんそれも悪くないしそれが優先な場合もあります)になりがちですが、この大量生産系(多少のズレOK)は私の緩さが活きてきます(^^♪
慣れてくると速さも出しつつ正確な位置に貼ることも出来て、どんどん楽しくなっていきます。
そんな風に仕事に慣れてきた頃、私はある音が気になりだしてきました。
それは私の近くで作業しているパートの方(タイミー仲間ではない)…
商品にバーコードのシールを貼ってから、手のひらで押さえるのです(しっかりと商品にシールを貼り付ける為)が、その人はリズム良くバンバンバン🎵と叩いているのです。
「…………」
私は無言でその様を見守っていました。
その日の現場の従業員さんらしいので、誰にも注意もされません。
されませんが、そんなにリズム良くバシバシ叩いているのはその方だけです。
押さえる程度でシールはしっかり商品の袋に貼り付きます。
私が思ったこと。
(そんなに叩いたらアクリル板とキーホルダー金具が当たって傷つくよね)
(そもそもよく人の顔の商品をそんな叩けるよなぁ~いくら他人といえども)
(この人だって誰かの可愛い子供だろうし)
(何よりこのアイドルのファンの人たちは大好きだから買うわけで、大切にするグッズなのに)
(こういう人が開封前の初期の傷を付けてるんだろうなぁ)
(このグッズ買う人はツアー楽しみにしててその思い出に買うんだろうになぁ)
でした。
気付いてから終わりまでずーーーーっとその人がバシバシアイドルの顔叩いてるの、気になって仕方なかったです。
その人自身に悪気はゼロなのでしょう。
あくまでその人の仕事は「商品に確実にシールを貼り付けること」だから。
私は自分が元々オタクだったのもあって、未開封の商品に初期からの傷ついてるのは結構ショックを受ける派です。
なんで傷つくんだよ!?
生産工場あっちだからか!?ちゃんと検査しろよ!!とか思ってしまってましたが、なるほど、生産工場から売り場に出て自分たちの手に来るまでに色んな人の手が加わってるんだなぁと勉強になりました。
誰も悪くない、悪くないのかもしれませんが……やっぱり商品だからもっと丁寧に扱ってほしいよ~~~と思ってしまいました。
しかし、今回は本当に勉強になった。
物は大切に扱う!
これはいついかなる時も忘れてはいけないことです。
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