見出し画像

夜勤をないがしろにしてはいけない

誰にでも冷え、イライラ、ダルさなど、ちょっとした不調を感じた経験はあるはず。

大きな持病はなくても、寝不足や生理などのトリガーがあって表れるもの、体質だからと諦めている症状は私も色々経験している。

このプチ不調について考えるきっかけになった本を紹介します。

それが

『血流がすべて整う暮らし方』

という本。

https://www.amazon.co.jp//dp/4763137743/

著者の堀江さんは薬剤師で漢方薬局を運営しており、漢方相談カウンセリングで不調の原因はすべて「血流」だと気づき、『血流がすべて解決する』『血流がすべて整う食べ方』『血流ゼロトレ』など血流に関する本を複数出版しています。

様々な不調や病気は、①血をつくる②増やす③流すことで改善される。
そして、眠らないと血がつくられない、増やすことができない
血流を整えるためには、まず睡眠を改善することが欠かせない。

血流がすべて解決する

著者の堀江さんは「1日の流れにこそ答えがある」として、カウンセリングの際、必ず「1日の時間の使い方」を相手にきくそう。

1日の時間の使い方を5つに分類する
①睡眠時間
②仕事の時間(残業・通勤時間・掃除洗濯料理も含む)
③食事の時間
④活動の余暇の時間(運動・勉強・テレビ・スマホなど)
⑤リラックスの余暇の時間(お風呂、お茶、音楽を聴くなど)
この①~⑤の時間を陰と陽に区別する。
①+③+⑤=陰の時間
②+④=陽の時間

陰と陽の時間が同じくらいであれば体も心も安定するが、現代人は陽の時間が長くなりがちで、このバランスが崩れると不調が起きたり体質が悪化する。

血流がすべて整う暮らし方


「夜勤明けは休み」が常識?

病院の病棟勤務看護師であった私は、日勤・夜勤・夜勤明け・休日の4つパターンを書き出してみた。

すると全体的に陰の時間が少ないこと、特に夜勤・夜勤明けの日は休息時間がほとんどないことがわかったのです。

夜中に働いているのだから、夜が明け昼になったら休むのが当たり前のこと…。

その当たり前が、意外とできていない病棟看護師は沢山いるはず…。
(医療者あるある、、意外と自分の健康管理はできていない、、)

睡眠時間が多い少ない以前の問題で、今まで睡眠を軽視していた自分は、そもそもスタートラインに立ててさえいないとゾッとしました。

まずはできることから始めよう、
夜勤前後の睡眠をきちんととり体を休ませる。

今まで夜勤明けに友人とのランチ・買い物など予定を詰め込んでいたが、なるべく予定を入れないようにして睡眠もしくは休息時間に当てる。

これを意識するようにしてから、暴飲暴食が減って便通コントロールができたり、イライラや判断が鈍る事が減ったり、冷え性など少しずつだがプチ不調が表れる回数が減ってきた。

「夜勤明けは休み」マインドだった私が、「夜勤明けは休みではない」と認識できるようになり、睡眠の有難さを体で感じるきっかけを作ってくれた本との出会いでした。

その後、私は夜勤をやめる決断をして、働く環境を変えました。

もちろんこの本では夜勤をやめろとは言っていません。
現状を把握し、気づかずに自分は無理をしているのかもしれないと感じることが大切だと書かれていました。

気づかないこと、気づいているのに放置することが一番怖いことだと思います。

睡眠による良い影響・悪い影響は沢山ある。
その事に改めて気がつくきっかけになった本でした。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?