2023年3月25日


久しぶりに人を好きになった
時間をかけて、好きになった
最初は彼からのアプローチだった
だんだん胸がギュッとなって
会えない日を想って泣くこともあった
私に持ってないものを沢山もってて
ネガティブな私を可愛がり続けてくれて
誰にでも優しい話上手なあなたが好きだった

ある日を境に距離感がおかしくなった
手を繋いで帰った
ハグをして別れた
私を愛おしく見つめてくれた
そんな日が4ヶ月続いた

中途半端な距離感で
可愛いねといってくれるあなたが好きだった
本気になったらやばいと思った
でも好きになることをやめられなかった

10月のとある日 キスされた
好きだと言われた 正直舞い上がった
言われた場所は連れていかれたホテル
ああこれは私の好きとは違うと思った
それでも好きな人に好きだと言われた
あの瞬間がとてつもなく愛おしかった
その事実だけで毎日生きていけた
わたしが1番じゃなくてもよかった
ただ私といる時だけは 私の事をみてほしかった

致したいだけそれでも良かった
他の女と目の前でいちゃつかれるくらいなら
私のものにならなくても良かった
それが私の前で繰り広げられなければ

あれから毎日あの現場を思い出して
胸が苦しくなっている
だから言ったじゃん本気になるなって
過去の私が現在の私を諭している
でもね 本当に 時間をかけてすきになったんだよ
こんなクズと薄々勘づいていても
私のことを雑に扱える男だったとしても
本当に本当に好きだったんだ

死ぬまで忘れられなかったのなら
死ぬまで覚えていたのなら
それはきっと永遠と呼ぶのだろう
死ぬまで覚えているかな どうだろうな
永遠なんて言葉はあなたとは無縁だけど
それでも 今は 今だけは
そんなことがあっても
まだ好きでいたいと思うのは
やっぱりわたしがダメな女なんだろうな

時間をかけて好きになったんだ
時間をかけて忘れていこうよ
君の1番でなくても私の1番だったんだから

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