パリピなHSPも意外と存在する気がする件。
パリピって言葉今でも使う?通じる?
大丈夫かな…?
まあいいでしょう。今日は「パリピなHSPって意外といるよね…?」の件について書いていきたいと思います。
どーでもよすぎるマニアックな個人の昔話になりそうなので、適度にお付き合いいただくか すっとばしていただいて大丈夫です。
さて、パリピというのはパーティ大好きパーティピーポーのことですが。
見る人が見たら身バレしそうで震えてるんですけど、わたしは一時期、クラブ通いの楽しいこと大好き♡なごりごりのパリピだったんですよね。夜な夜な六本木で遊んでました。今と違って元気で、ほぼ毎日人と会って遊んでました。
元クラバー系HSPに改名しようかな(しない)。
一般的に大きな音や人の多い場所が苦手とされているHSPですが、わたしは好きな音楽だったらむしろ爆音に飛び込んでいって体いっぱいで音を感じたいタイプです。
(ROPPONGI)
HSPとひとことで言っても本当に色んなかたがいらっしゃると思いますが、わたしがHSPと聞いてまっ先に浮かんでくるのは、落ち着いた雰囲気のカフェで読書していたり 公園で鳥にパンをあげて微笑んでいたり、オルゴールのBGMの流れる部屋で水彩画を描いていたり… そんなやさしい時間を丁寧に過ごしているHSP像なのです。
爆音の鳴り響くクラブとはまた別次元の世界。
ネット上ではHSPの方々から「大人数苦手」「飲み会きらい」「立食パーティ無理」などという声も多く挙がっていますし、とにかくわたしが好んで通っていた場所って、繊細業界(?)とは無縁そうな感じだなと思っていたのですが…
でも、今になって当時遊んでいた友人たちのことを思い返してみると、HSPっぽい人って意外にもまあまあいたかもしれない!なんてことを思うのです。
5人に1人だから そりゃいるだろう、という感じですが。
パリピ間の恋愛事情とか思い返してみると特にHSPみを感じるなあ… あーあの人のあの感じ、HSPっぽかったなー…みたいな。別にだからなんだってことはないんだけど、こういう見かたで思い返してみると なんかおもしろいなあって。
人の溢れた暗いフロア、爆音の下で会うとテンションMAXゴリゴリィィ!の子でも、フロアの外に出るとめちゃくちゃ不器用にモジモジ恋してるガラスのハートの男の子女の子たちだったり。
楽しかったイベントのとき、解散するときに胸がいっぱいになって泣きそうになってる子がいたり(これはわたしもだ)。
いやもちろん、だからそれだけでイコールHSPだろうとかってことではないんですけどね。
クラブ沼にハマったのは、わたしの場合は、なんか浅はかだと思われるかもしれないんですけど、世界の端っこに 自分を受け入れてもらえる居場所ができたように感じたのが一番の理由だと思います。
パリピって、名前以外の細かいことあんまり気にしないし(聞いても忘れる。ちなみに名前も高確率で忘れる)、別に友達だろーがそうじゃなかろーが、わたしみたいな根暗でも基本差別なくウェルカムなんですよね。これが衝撃でした。「世界平和ここにあったのか…!」と思いました。
みんながみんなそうではないんだろうけど、わたしがいた先は どの界隈もファミリー感あってあったかかったです。
(クラブ活動以外にも、キャンプに行ったりBBQしたり海に行ったりと 日中の楽しいこと活動も盛んでした。きらきらしてたなあ。)
爆音の下にいるときって、職業とか肩書きとか自分が誰であるのかとか、会社での評価とか 他人との腹の探り合いとか、普段自分をまくし立ててくるものが意識から完全に消滅して、なんの役割も果たさなくていい ただの人として存在していていい、わたしにとって完全にピースフルな「優しい世界」だったんですよね。
強くないわたしで存在できる唯一といってもいい場所でした。
でもまあ、いくら楽しいとはいえ たしかに疲れやすいし、豪快系のパリピたちに比べると圧倒的に無理が身体に出やすいなとは思ってました。朝まで遊んでそのまま仕事に行く人たちもいるなかで、わたしはちゃんと家に帰って寝ないとダメでしたし、お酒と不規則な生活で胃がやられたり声がガラガラになったり…
そして年齢とともに、にぎやかな喧騒の中に出かけていった次の日は 自然の多い静かな場所に引きこもるようになっていきました。
自分の身体にも あの頃はごめんねって思ってます。無理させすぎました。
体調を崩したり生活の変化などの理由で夜遊びからは遠ざかりましたが、フロアの楽しい空気とか非現実感とかその場にいる人たちの高揚感を全身で感じて、音と人と一体になる時間が好きだったんですよね。
境界線が薄いぶん、楽しくってピースフルな世界とひとつになる一体感を人一倍感じやすかったんだと思います(やばい人みたいですが)。
だからあの爆音下でも、DJとかパフォーマーのかたにも結構HSPっていたんじゃないかなってこっそり思ってる。逆に主催者とかオーガナイザーはそうじゃなさそうかたが多かったような印象。もちろん一概には言えないし、今さらどーでもよすぎる考察ではあるのですが。
そんな感じで 軽くチャラっと知り合って、普段何してるのかとかもみんなお互いよく知らなかったりするのに、気づけば驚くほど息の長い付き合いになっている人たちもいる(これはひとえに、集まる機会をマメにつくってくれるまとめ役的な人の丁寧な仕事のおかげ)。
そう長くは続かなかった あのきらきらした時間を一緒に過ごしたその人たちのことは、親戚のように思っています。
でも、時の流れとともに会わなくなった人たちのほうがほとんどだ。
「音楽とお酒」という繊細な糸で繋がれていた縁。
みんな、元気でいますか。
名前も出会ったことさえも思い出せない人もたくさんいるけど、あなたたちが彩ってくれた思い出のおかげで、わたしはこの東京という街が大好きな場所になったんだ。
ありがとう。幸せでいてね。
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HSPトークのお部屋。
雑貨屋さんやってます。よかったら遊びにいらしてくださいな(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)
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