見出し画像

シネマ歌舞伎「唐茄子屋 不思議国之若旦那」

月に1度、プログラムを変えて映画館で上映される「月イチ歌舞伎」

1月は新作。宮藤官九郎作・演出、令和4年平成中村座にて上演された「唐茄子屋 不思議国之若旦那」

私は「週刊文春」毎週購読してるんですが、クドカンさんの連載エッセイで、この演目お稽古してる時のお話がすごく面白そうで。
地方公演ないかなぁと思ってたら、翌年に姫路で平成中村座公演が予定されていて、でも演目は全然違うものでした。

シネマ歌舞伎版が撮影されていて良かった~!
そして見て納得、これは地方公演無理だわw

勘九郎さんの2人のお子さんが、かなり大きな役で出演されてます。
小学生2人連れて地方公演は無理だわ〜

でもメチャクチャお上手!
先に出て来た子役さんが長男のなおやくん(勘太郎を襲名されたのね)だと思ったら、次男さんだった!
すごいやー天才子役。

そして勘太郎くんは、子役としてのお芝居だけじゃなくて、歌舞伎の所作が決まってる。まだ11歳(当時)。

荒川良々が凄い。
やっぱり怪優。
歌舞伎に出ようが何をしようが荒川良々。

笑って笑って、いい気持ちになりました。
でも、勘九郎さん、奥さんの前田愛ちゃんに子供2人をこんなシモネタてんこ盛りの舞台に出演させて叱られなかった?

この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?