「オッペンハイマー」観てきました
面白かった…は、語弊があるな。
大きな音や爆撃が怖い人(そんな人はそもそも見ないか)以外は、音響設備の良い映画館で観るのがお勧め。
ズシンと、凄い迫力でした。
私はアイマックスで観て値打ちあったと思いました。
3時間はしんどくなるかも~と思ったけど、全然。
密度濃い!
法廷劇だとは知らなかった。
法廷劇の常として、あの時のあれは実はこう、と、時制が行ったり来たりする。
しかも5年の時差がある2つの審問が同時進行。
オバちゃん混乱😵🌀
同じ監督の「テネット」なら、わざと時制分かりにくくするのも意味あるだろうけど、SF映画じゃなくって史実を元にした映画なんだから、場面が変わるたびに何年何月何日って字幕入れてくれても良いのにな~と思ったことでした。
最後まで見たら「あれはそういうことだったのか~」と分かるようにはなってるのですけどね。
復習用のnoteを書いてくださってる方がいました。
親切😄
実際に原爆投下された広島長崎のシーンが無いのはどうか、という批判を読んだけど、映画を見たらその批判は当たらないと思った。
オッペンハイマー視点の映画だったから。
原爆製造の責任者であった彼は実際に投下されたらすぐに知らせてくれと頼んでいたにも関わらず、それを知ったのは「作戦成功」から半日以上経ってからのラジオでの大統領声明でした。
オッペンハイマーやアインシュタインは核兵器開発者としての責任や恐怖もじゅうぶん自覚しているという描き方だったけれど、トリニティ原爆投下実験の成功を手放しで喜ぶオッペンハイマーや科学者·技術者たち、そして広島での原爆投下「成功」に泣いて喜ぶロスアラモスの人々の様子は、やはり日本人としては複雑な気持ち。キツいシーンでした。
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