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母方の祖母と電話をした

↓前回(というか電話したくなかった時のnote)はこちら。

そういえば転職のことを祖母に話そうとしようかしまいか迷っているうちに忘れていたら、ついさっきその祖母から電話がかかってきた。
実のところ、祖母の生きてきた時代と私がこれから生きていく時代は全く違うということで転職について何かとやかく言われるのではないか、と思うと怖くて自分から電話をかけることも受けることもできないままでいた。が、今となってはもう新しい就職先も決まっており、かかってきたからには言うしかない状況にあったので、意を決して電話をとることに決めた。

一応、退職したことと就職先が決まっていることは伝えたが、自分の障害や病気のことは言わず、「色々あって」でどうにかはぐらかした。結果としては、私の考え方を祖母に否定されるようなことはなかった。
思えば、祖母はいつだって私のことを否定することはなかった。絶対に私を肯定してくれた。
疑うようなことはしたくなかったが、病気のことまで話して祖母にどう思われるか怖かった。しかも体の病気ではなく、精神疾患だから余計に。だからそこだけは言わずに「会社が合わなくて退職したよ、でもこないだ就職先見つかったよ」とだけは言うことにしたのだ。その会社が自分に合うかどうかなんて入ってみないとわからないから自分に合う場所を見つけていけばいいと言ってくれた。
私に合う場所ってどこなんだろう?この先見つかることがあるんだろうか?
どこかで聞いたことがあるが、ASDの8割は無職であるらしい。軽度とはいえ私もASDで一度は無職となった身だ。私はその2割の方に入れるのだろうか?
考えれば考えるほど不安は尽きないが、せめて3年はちゃんと真っ当に働けたらいいかな、と思う。
毎日毎分毎秒、死にたいし消えたいけれど、この世界にはまだ大好きと言えるものがあるのだから、それがなくなるまではもう少しだけ生きてみようと思いたい。


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