失敗をしたときにヘラヘラ謝る人って許せますか?

先日逃走中を見ていたら、ソフトバンクフォークスの松田選手がとある失態をしてしまいました。そのことについて賛否両論ありますが、皆様なら中立な立場で考えてどんな気持ちになりますか?
(以下、ネタバレを含みます。)

2022年元旦スペシャルでは、美女と野獣ミッションというものがあり、これをクリアできないと8体のハンターが放出されるといったものでした。
みんながミッションに挑む中、敵を連れてきてしまった松田選手。これは流石に見ている側も「え?」となりますよね。

なぜこうなってしまったかというと、おそらく美女と野獣のコンセプトを知らなかったという無知さが仇と出てしまったんだと思っています。おそらく悪気はありません。
しかし、そんな中松田選手はヘラヘラと謝罪をしていました。服装や周りの武装集団を見れば野獣ではありません。
ベルが野獣を探しているというミッションなのに、なぜ敵である父親を連れてきてしまったのでしょうか。
ミッションを頑張って遂行している方々にとっては「何してくれているんだ・・・」という気持ちにならざるを得ない結果だったと思います。

このミッションはアンガールズ田中さんが野獣を、Sexy Zoneの佐藤勝利さんがベルを連れて行くことになり、途中佐藤さんはHKT48の矢吹奈子さんのサポートのもと、時間内に目的地まで到着していました。
合計で3人の力の末、ゴール地点に辿り着いたものでした。
しかし松田選手が連れてきてしまった敵である父親のせいで、野獣は逃げてしまいます。

その結果、野獣が逃げた後、程なくしてミッションは終了され、失敗に終わりました。
私としては、新年1発目からなんという悔しい結果に!という気持ちになりましたが、それよりも気になったのは松田選手の態度です。

ミッションを頑張った人たちに対して松田選手はヘラヘラと謝罪をし、その後は悔しがって意見を述べた佐藤勝利さんのファンの方々のことを、松田選手のファンが「誹謗中傷」と叩き始めたのです。

私はどちらのファンでもないことから中立な立場で番組を最後まで見ました。しかしその後も、佐藤勝利さんは積極的にミッションに参加、松田選手も参加されていました。
ただ、特に大手を制したのは、最後のミッションにいち早く辿り着いた佐藤勝利さんでした。
彼のおかげでヒカキンさん、松丸さんがミッションを遂行することができ、松田選手がそれをアシストすることができたと思います。
このミッションは成功に終わりました。

やはり最後まで見てしまうと、あそこで8人もハンターが放出されていなければと思う部分は多く、それによって犠牲になった方々が報われないなと思うような態度で残念に感じたのは事実です。

しかし、ソフトバンクフォークスのファンの方々は松田さんを援護するどころか、佐藤勝利さんやジャニーズファンに対しても攻撃的な状態になってしまいました。
流石にこれは援護のしようがない、とは思いましたが、その中にも「松田選手はそういうところがあるからしっかり謝らないと」と現実的なソフトバンクフォークスのファンもいらっしゃいました。

いくら彼がすごい選手だからと、他の界隈の方々の気持ちを考えずに彼の態度までを援護してしまうのはいかがなものなのでしょうか。
私としては、ファンとしても本人としても甘い世界にいるんだなと現実的に厳しい評価を致しかねない結果に終わりました。

そもそもそのミッションを遂行していたアンガールズ田中さん、Sexy Zoneの佐藤勝利さんは悔しい気持ちでいっぱいですよね。だからこそ、彼らのファンの方々がその態度を指摘したり、怒ったりするのも理解ができます。応援しているファンの方々が悔しがったり態度を指摘するのは至って当然なのではないのでしょうか。

この一件があり、気持ちを述べたファンの方々に対してソフトバンクフォークスのファンが、意見に聞く耳を持たず「誹謗中傷」「ジャニオタ黙れ」などと発言していることに対し、すごくみっともないと感じてしまいました。
何もしていない人がそう言われることは誹謗中傷にあたりますが、失態があった上で、意見を述べている人に対してその人のファンだからという理由で援護することに理解できないからです。

結論、ダメなところまで援護してしまうのはファンではなくただのエゴです。
ジャニーズの界隈では、いくらファンであろうと失態やミスを犯してしまった際には本人に対して厳しい言葉もかけています。だからこそ、ファンもメンバーも揃って強い人材が揃うことができると実感いたしました。

ファンだからこそ、時には厳しい言葉をかける。
援護はし過ぎず、まずは相手の立場で考える。
これらがとても大切なことなんだなと思います。

このままだと、野球選手が飲酒運転等で捕まったりしても援護するような方々がいるのではないかと心配です。

それぞれが相手を気遣い、また相手の気持ちを考えることができると・・・納得のいく結末になるのではないのでしょうか。

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