#読書記録 「国境のない生き方」


中古本のコーナーで100円で売られてたので買ってみた。仕事の昼休みの時間に読んで、家に帰って読んで、あっという間に読み終わってしまった。こんな面白くて素敵な本が100円で買えていいのか・・・なんて思わずにんまり。

今までこの本の表紙は見かけてパラパラめくったこともあったけど買うまでには至らなかった。だけども、今このタイミングで、この本を読めてよかった。人との巡り合わせと同じように、本とも巡り合わせがあるんだな。なんて。


「単純に地球があって、太陽があって、この環境の中で生きていける生命体として、私たちは命を授かったのだから、まず「生きてりゃいいんだよ。」これが基本。生きてていいから、生まれてきたんですよ。」

「囲いの外に出てみる。一度でも出てみれば、きっとわかると思います。この世界が、どんなに広いか。生きることは、そうやってあらゆる扉を開け放つこと。生きる場所をここだけに限定することはない。用意されたものを生きるのではなく、もっと人は多元的に生きていくことができるんじゃないか。」

「人間は動く生き物なんだから、移動するのが当たり前。旅をするのも当然のこと。生きているからには、感動したいんです。」

「生きられる人生の範囲というのは、区切られたプールじゃない。もっと広くて、もっと雄大な大海原です。」

「疑いもせず、丸ごと「信じる」という人間は、足元をすくわれた途端、「裏切られた!」と言い出したりする。丸ごと「信じる」のは、ラクなのです。どんな結果が出ようと、相手に丸投げすればいいのですから。」


わたしの二次元の推しも「命さえありゃなんとでもなりますって!」と、笑い飛ばしてる。ああ、推し。ほんと、そういうとこよ・・・。推せる・・・・。愛。希望。夢・・・。いやでも、ほんと、そうだよな。なにを恐れてるんだろう、今いる環境をなぜ全てだと思い込んでしまってるんだろう。世界はもっともーっと大きくて、まだ知らないものがたくさんあるのに。お金がない、時間がない、ないない言ってる間にも自分の死ぬ瞬間が迫ってきてるのに。世界の秘境を、わたしは自分の目で見て肌で感じたい。現実を見ろと言ってくる人たちに、「どうだ!!!!」と言ってやりたい。


生きることを楽しみたい。もっともっと。こんな、狭い世界の職場のせいで、精神病んでる場合じゃない。




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