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nemutai
2019年4月16日 07:44
「女の子に生まれていたら。」と、よく想像したものだった。女の子に生まれていれば、表立って泣いたり、痛がったりすることを許された。スポーツをする必要も、力仕事も不要。大嫌いな人前で、小難しい仕事の提案をする必要もない。勉強ができなくても、適当に結婚し、適当に子供を産み、適当に養ってもらうことができる。最高の人生。女性万歳。そんなことを思っていた。男に生まれた人生の先を思い、日々背筋が寒かった。そ