見出し画像

Webライターが身につけておきたい5つのスキル

Webライターの活動をはじめて3年。未資格で困ったことはないものの、身につけておきたかったなと感じたスキルはいくつかあります。今回は、初心者のうちに身につけておくと役に立つ便利なスキルを5つ紹介しましょう。

SEOの知識

Webライティングの評価はSEOで決まるのではないかというほど、SEOを気にするクライアントさんは多くいます。Googleで上位表示させるためのテクニックで、常に知識のアップデートが必要です。ただし、これをやたったら正解というものが明確ではないので、何よりも大切なのは「記事の内容」となります。
SEOについて勉強しているうちに執筆の心構えも身につくので、まずは関連図書やサイトをチェックしてみましょう。キーワードの選定方法や構成の作り方は、情報が見つけやすいの初心者にも取り組みやすいテーマです。

リサーチ力

個人的には、Webライターに最も大切なのがリサーチ力だと考えています。体験談のような記事は別として、ほとんどの記事で欠かせない作業です。とくに日付や数字を書く際は、引用元をしっかりと明記しないと記事の信ぴょう性に欠けてしまいます。
引用は公的サイトからが基本なので、ライターにならなければ一生閲覧しないであろう難しいサイトにアクセスする機会も少なくありません。当然、内容を理解しないと執筆できないので、好奇心旺盛な人のほうがWebライタに向いています。

校正能力

原則として、納品した記事はクライアントさんが最終確認してくれます。だからといって、誤字脱字があってもいいわけではありません。納品する時点で、誤字脱字や日本語のねじれ、表記ゆれくらいはチェックしておきましょう。リンク切れも、悲しい凡ミスになってしまうので要注意です。指定がなくてもコピペ率を確認し、最低でも40%以下を目指しておきます。

わたしは以下のツールを利用しています。

文賢(有料)

表記揺れ検出ツール「テキストゆれないくん」(無料)

無料コピペチェックツール【CopyContentDetector】(無料)

よかったら参考にしてみてください。

コミュニケーション能力

フリーランスはすべての業務を自分で行わなくてはなりません。人との関りが得意でないから在宅ワーカーになったわたくしですが、クライアント対応だけでなく、経理処理や営業などの業務も自分でやっています。ほとんどが文字でのやり取りなので、電話や対面よりは緊張しないで済みます。
ただし、声や表情がわからない分、親しみやすさを込める表現を使用したり、齟齬が起きないように言葉を選んだりと工夫はしています。相手を尊重しながら円滑なコミュニケーションをとる力は、生きている限り欠かせないようです。

視覚的な表現能力

Webの記事の場合、文字ばかりだと離脱されやすい問題があります。グラフや表、箇条書きを文中に挿入して視覚的なリズムをつけるのが解決策です。ワードで作成できるレベルの表で十分なので、意識的に挿入してみましょう。クライアントによっては、ライターの原稿を元に表を作成している場合もあるので、かなりの確率で喜ばれます。
また、記事中の写真やイラストの選定を任されるケースも少なくありません。日頃から視覚的な読みやすさを意識しておくと勉強になります。

まとめ

Webライターとしての資格は必要ないものの、求められるスキルは多岐に渡ります。クライアントの仕事を増やさないことは、継続してもらうための重要なポイントです。誤字脱字チェックや簡単な校正だけでも習慣化しましょう。一度身につければほかの案件でも役立つスキルばかりなので、コツコツ身につけていくのがおすすめです。


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?