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歌詞の書き方 ~バンドマンが作り方とコツをまとめてみた~

今回は『歌詞ってどうやって書くの?』と友人から聞かれたので、歌詞の書き方の話をしてみたいと思います。自己流ですが、何かの参考になれば幸いです。

どうも、『自分を生き抜く』をテーマに歌ってます
comprehend「コンプリヘンド」
というバンドのvo/gt根本直哉です。

僕が書いた歌詞がこちらにまとまっているので
お時間あれば覗いてやってください。


先日、友人から歌詞を書きたいんだけど、どうやって作るの?という相談がありました。

まだ何者でもない自分が教えていいものか?と考えながらも歌詞を良いと言ってくれてる仲間の力に少しでもなれればと思い、自分なりに答えてみました。

その時に伝えたことをまとめてみようと思います。


▼作り方は人それぞれ▼

結論から言うと歌詞の作り方は人によるです。

めちゃくちゃ当たり前な答えですが、
以前バンド仲間と歌詞の作り方を話したときを思い返すとみんな違ってました。

ちなみに作詞の本を参考にしてるという人は1人もいませんでした。
僕自身も読んだことがありません。
(作詞家を目指してる方などはそういったもので勉強してるかも)

(そもそも作詞って勉強するものとは思ってなかったので、この機会に読んでみるのも面白そうだなと思いました)

話を戻します。
まずは自分の作り方を説明してみます。
僕は曲先で歌詞を作ってます

そもそも歌詞は曲作りの流れの一貫。
なので、自分はメロディを先に作ってそこに言葉を当てはめてく作り方をしています。

(ちなみに詞先の人は先に歌詞を書いてそこにメロディをのせる作り方。
自分は昔、曲が作れなかったので歌詞だけを書いてみたことがあります。何も気にせず書くとメロディに上手く当てはめられない。。)

曲先の良さは制限が出来るという所かなと思います。

メロディが先にあるので、文字数とかリズムに制限ができる。
そこに気持ちのいいフレーズや韻を踏んで言葉を載せていく。
もちろん、歌詞のメッセージも忘れずに。

ただこれは曲(メロディ)ありきの作り方だから
詞だけを書きたい人にはあまり参考にならない。

友人からの話は曲を作るわけではなく、小説の中に歌詞を載せたいという内容でした。


▼メロディがない時の作り方▼

曲が作れなくても、曲先から引用できることはあります。
リズムをつけて書いてみる。

個人的意見ですが、いい歌詞にはリズムと語感の良さがあります。
七五とか三三五とか。
他にもこのリズムだと気持ちいい数があったり。

ちなみに自分の曲で恐縮ですが…
この部分の歌詞はリズムが「五・七・五・五」になってます。

子どもの自分のそばに立って問いかけてみればいい

『comprehend/真っ新』より


自分の場合は曲先なので、リズムに乗せて作る前提になってますが
メロディがない場合でも例えば「五・七・五・五」などに乗っ取って書くのもアリなんじゃないかなと思います。

文字数を超えてしまったら後から削っていくのもありですよね。


▼真似ぶ(学ぶ)▼

言葉のチョイスなどは
好きな曲の歌詞を真似てみるのが手っ取り早いです。
好きなアーティストの歌詞の言い回しを使ってみるとか。

僕が改めて言うまでもないですが、
最初は真似て学ぶ=真似ぶで作るのがいいんじゃないかなぁと思います。

韻とかリズムとかもあるけれど、
自分がグッときたり良いなと思う歌詞を真似るのがやっぱり良いんじゃないかと思います。

(自分も昔、L’Arc~en~Cielのhydeさんみたいな歌詞を真似て作詞ノートなどを作ってました…。絶対見返せない黒歴史ですが笑)


▼まとめ▼

かなり自己流で偏った作り方になりますが、
ざっとまとめると

・制限を作って書く
・リズムや韻を意識する
・例えば「五・七・五・五」などに当てはめてみる
・好きなバンドやアーティストの歌詞を真似てみる

といった所でしょうか。
とりあえず、最初は小っ恥ずかしいと思います笑

でも、だんだんと自分の言いたいことはこんな言葉なんだなぁとか
こんなフレーズや言い回しが好きなんだなぁとかが分かってきて言葉が面白くなってきます。

書き忘れましたが、小説などから引用するのも面白いですよね。
気になったフレーズはとりあえずスマホのメモ帳に書いておく。などなど。

うまく説明できたかはわかりませんが
仲間の歌詞制作のちょっとしたヒントになれば。
そしてみて下さった方の参考になれば幸いです。


ここまで読んで下さりありがとうございます。
それでは、今日も自分を生きてやりましょう。

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comprehend(コンプリヘンド)とは?

『誰かの為だけの人生になってないか?』

『自分を生き抜く』を歌うオルタナティブロックバンド。

激しく繊細。
美しく愚直。
あらゆる要素を包括した、ジャンルの枠に囚われることのないcomprehendの音楽を構築する。

comprehend
vo/gt 根本直哉 ba/cho 外山タロウ

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バンド結成〜現在に至るまでを赤裸々に書いております。
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💿2ndアルバム『clarifiology』


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