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ダメな自分も受け入れたら 昨日より少し進んでる【comprehend物語 番外編 ~live with me~】

今回は『周りがどうであれ、自分がこう生きたいを言い続けることで望む生き方に出会える』という話です。

『本当に望む生き方を』というテーマの楽曲『live with me』に合わせて話してみようと思います。

どうも、『自分を生き抜く』をテーマに歌ってます、comprehend「コンプリヘンド」というバンドのvo/gtネモトナオヤです。

バンド結成〜現在に至るまでを書いております。
まだまだ道半ばですが、僕らの挑戦が誰かの背中を押すことができれば嬉しいです。
今回は番外編ということで楽曲紹介の回です。

(本編の方もよかったら読んでやって下さい↓)


▼フックになったシンプルな曲▼

live with meの制作年は2019年の確か…秋頃。
3人編成の時の楽曲です。
僕らcomprehendの中でもかなりシンプルな曲。
ジャキっとしたギターとタイトなベースとドラムにストレートな歌詞のロック曲です。


これまでの僕らの曲はフワッとした空間系エフェクトを使うギターを多用していたのですが、リバーブやディレイ(空間系エフェクターの種類)を使わないシンプルな曲もやってみたいなぁと思い作りました。

(文章で言っても伝わりにくいすね…。リンクを貼っておくので良かったら聴いてやって下さい。歌い出しのギターのジャラ〜ンという音に空間系のエフェクターを使ってます↓)


違う毛色の曲が入ることで、これまでの曲がより引き立つんじゃないか?という意図も。結果的にこのlive with meはフックになって良い相乗効果が生まれました。


▼コロナでメッセージが増した▼

MVは2019年11月4日に開催した1stワンマンライブの映像を使った作品。
元々、この曲のリリースは2020年6月の2ndワンマンライブ開催時の予定でした。

ただ、コロナが起きてライブは延期。
それに合わせて音源もリリースを断念。。
レコーディングも終わって準備できていたのにこのままお蔵入りにするのはもったいないし、何より曲が可哀想だ…。

どうにか世に出す機会はないか…?
制限された活動の中で何ができるか…?

そこでマネージャー兼クリエイターのスズの提案で『ワンマンライブの映像を使ってMVを作るのは…?』という経緯で産まれた作品です。

コロナがはじまった当時は、以前のようなライブハウスでの光景をいつ見られるかは分からない…という状況でもありました。

なので、この作品には
必ずこの場所には帰ってくるし、どんな形にせよ戻れる。
そして動けない状況でも何かできることはあるし、今までと形は違えど活動はできる。

そんな願いが込められています。
ライブや音楽活動が公にやりづらい時期だからこそのライブMVになりました。


▼受け入れたら始まる▼

歌詞のテーマは『本当に望む生き方を』。

これは自分がまだバンドを続けている理由の一つ、というか指針でもあります。

少し過去の話をさせて下さい。
このバンド、comprehendを結成する前、僕は地元の幼なじみと10年以上一緒にやっていたバンドがありました。
けれど、途中メンバー間の価値観の違いでうまくいかず活動休止。。

音楽はもうあきらめた方がいいかな…と思って悩んでる時期にお婆ちゃんの訃報がありました。祖母の最期の顔を見に行ったら満足そうな顔してたのがめちゃくちゃ印象的で。その時思ったんです。

当たり前だけど人はいつか必ず死ぬ
その時にお婆ちゃんみたいに満足に死にたい
子どもの頃に憧れたデカいステージに立つバンドをやりたい

こんな理由があってcomprehendを結成しました。

そして、今なお諦めずバンドを続けてます。

けれど、
すぐに結果が出ないとやはり焦ったり心が揺さぶられたりする。
同年代のバンド仲間や知り合いは、バンドを辞めて違う仕事をしてたり家族を養ったり会社でそれなりのポジションについたり。

仲間がどんどん先に行ってるように感じて、自分だけがまだ取り残されてるような気持ちになります…

いい歳なんだからもう諦めていいんじゃないか?とか、
もっと大人らしくしなきゃダメだろ?とか、
いつまでやってるの?とか。
そんな言葉が聞こえてきます。

でもそれは、

『大人はこうあるべきという正しさ』『周りの目を気にする小さなプライド』

そこに翻弄されてる。

自分はなんとも弱くて脆くて情けないなぁと思います。
受け入れるとまぁ凹むし、目を背けたくもなるけど、じゃあ自分は本当はどうしたいか?どう生きたいのか?が見えてくるような気がします。

傷つくのが怖くても周りがどうであれ、
『自分はこう生きたい』と何度も何度も想い続けて、発し続けて、確認し続ける。

弱い自分を受け入れる作業をくり返して、くり返して、くり返して、少しずつ前に進んでくのかなぁと感じます。

この曲が自分と同じように少しでも前へ進みたい人への歌になれたら嬉しいです。


ここまで読んでくださりありがとうございます。
それでは、今日も自分を生きてやりましょう。

live with me

なんでこの世界で僕は今も歌ってるの?
みんなもう別の顔で日々を歩いてるよ

行き交う人の波は早送りのようで
僕だけが取り残されているみたいだ

どんな生き方望んで僕はここに来たの?
前と同じ場所でまたつまずいてしまうよ

いつのまにつまらない大人を演じて
誰かの正しさで身を固めてた

見えない未来に怯えて 変わらずにいようとしてた
確かめようともしないで 分かったフリして生きてた
誰かのせいにして逃げてた
そんな自分を受け止めたら 昨日より少し進んでるんだ


失った過去に今でも縛られて生きてるの?
何かを悟った表情は何だか苦しそうで

いつのまにいらないプライド着飾って
小さな風が吹けばすぐ崩れてく

出来ない理由を探して このままでいいと思って
知らないくせに決めつけて 分かったフリして生きてた
周りのせいにして避けてた
そんな自分も受け入れたら 昨日より少し進んでるんだ


どんな生き方をすれば正しいと言えるの?
きっと僕の生き方は僕が知ってるんだ

あきらめたくないことがある 誰かに笑われようとも
いいコトが続かなくても 次のドアを叩いていく
明日は晴れると信じて
いつもと違うあの道を 一歩ずつ僕は進んでくんだ

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▶︎comprehend(コンプリヘンド)◀︎


『誰かのための人生になってないか?』

『自分を生き抜く』を歌うメロディアスなオルタナティブロックバンド。

激しく繊細。
美しく愚直。
エモーショナルなシューゲイザー、ドリームポップを軸としつつ、グルーヴィー。
あらゆる要素を包括した、ジャンルの枠に囚われることのないcomprehendの音楽を構築する。

comprehend
vo/gt 根本直哉 ba/cho 外山タロウ

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💿最新シングル『その一言が道になる』


💿2ndアルバム『clarifiology』


💿1stアルバム『axiology』


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https://comprehend.theshop.jp/


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