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【今よりさらに成果を出したい若手銀行員必見!】三流営業マンが営業NO.1銀行員に生まれ変わった『改善ノウハウ-ECRS-』とは?

「働き方改革」「成果主義」「生産性の向上」などにより『結果』というシンプルだけどドライな “数字” を求められる今、銀行員はとても大変ではないでしょうか?ストレスがハンパないんじゃないでしょうか?

これはもちろん銀行に限ったことではなく、どこの業界・業種でも同じ状況かもしれません。労働時間の短縮化、コスト削減、人員削減。さまざまなものが削られていく一方、成果や結果は今よりもっと求められる。または、いまと同じ状況下でも、売上・利益を2倍、3倍、、、5倍、10倍と求められはずです。

これからの時代は、さらに加速度的に、絶対的に、最少の時間や最少のリソースで、最大の成果を求められる時代になるはずです。なぜなら、ITやAIなどを活用し、『より賢く生きる時代』『より賢く稼ぐ時代』が待ち受けているからです。

しかし、時代に合わせて変化することは必須のスキルである反面、実際、人間の身体はついていけていない側面もあるはずです。

ぶっちゃけ、、、

こんな世の中、、、心身ともにとても疲れてしまいますよね(僕はたまに疲れてます)。

たぶんあなたも、刺激的で圧力的な毎日で気持ちよくドーパミンが脳内にブクブク溢れている一方、、、

ふとしたときにドッと疲れが出て、抜け殻状態になったり、人生の目的を見失ってしまうときがあるんじゃないかな、と思います。

その振り幅の大きいメンタル状態、ぼくもよくわかります。

ぼくも銀行という、過酷な荒波のなかを毎日過ごし、あの頃は当たり前のように頑張っていましたが、、、いま考えるとよく生き抜いたな、と思うほどです(5年しかいませんでしたが)。ちょっと異常な世界でした。

ぼくは元々マイペースな人間なので、外から結果を求められたり、人に合わせる、というのが苦手です。ですから、そのような「弱肉強食」の世界は疲れてしまうのです。

なので、あなたと僕は違う性格かもしれませんが、あまり頑張りすぎず、自分のために、自分らしく、人生を生き抜いてもらいたいと思います。

その中でも成長やノウハウは身についた

そんなネガティブなことばかり話している銀行生活のなかでも、もちろんポジティブな側面もたくさんありました。それは「成長」や「ノウハウ」を得られたことです。苦しいなかでも、その苦境を打開するために、もがきながら体得したものがあります。それが今回あなたにご紹介したい「ECRS」というものです。

これは「改善の4原則」と呼ばれ、あらゆる業種で絶対に使えるものです(もともとは製造業における業務効率化の方法論として定着)。
ぼく自身も、この「ECRS」の考え方をもとに、工夫し、行動を変え、限られた時間のなかでも最大の成果をだせるように改善しました。

そして、実際に成果を出せるようになりました(そのあたりの記事は、こちらの「【若手銀行員必見!】元営業NO.1銀行員が教える、団信で住宅ローンの借換えを獲得する方法!」でもわかるはず)。

ですから、あなたが「現状をもっと良くしたい!」「生産性を上げたい!」「結果を出したい!」と考えていらっしゃるのであれば、この知識は今日から使え、結果や成果にダイレクトに影響を及ぼすはずです。なので、ぜひこの記事の最後までお付き合いいただければ幸いです。

あ、特に、この記事は、ぼくと同じ苦しい経験をされている若手銀行員の方に見てもらいたいです!ぜひこの記事の内容をお仕事に活かしてみてください!

ECRSとは何か?

では、さっそく、ECRSとはどんなものか?見ていきたいと思います。

ECRSとは、英語の頭文字をとったもので、

・E Eliminate(エレミネイト?)-排除-

・C Combine(コンバイン?)-結合と分離-

・R Rearrange(リレンジ?)-入替えと代替-

・S Simplify(シンプルファイ?)-簡素化-

という英語のようです(ぼくは英語が苦手なので、発音は合っているかわかりませんが)。

で、業務改善をするうえで、この "順番" "考え方" が重要なようなんですね。大切なので、もう一度言います。「順番」と「考え方」が重要です。

(詳しくは、コンサルティング会社JMACさんのホームページをご覧ください:(https://www.jmac.co.jp/glossary/2016/10/ecrs.html

①まず、「排除」せよ

最初に取り組むべきものは、Eliminate(排除)です。

まずはじめに、いま(今まで)やっていること、やろうとしていることのなかで「成果に結びつかないものを排除する」ということです。

「本当にこの仕事は必要か?」「やらなくても問題ないんじゃないか?」という視点が大切です。ただやっているだけで仕事をした気になっている、自己満になっている仕事は意外に多いと思います(個人で行う仕事が想像しやすいと思います)。

または、ただ時間だけ浪費して生産性のない会議や、マストのようになっているタスクが意外と多いはずです(例えば、報告会とか定例会的なやつ)(組織・複数人での仕事が想像しやすいと思います)。

これを一つひとつ洗い出しをし、「本当にやるべきか?」「結果が伴っているか?」と一回疑ってみて、いらないものは思い切って「排除」するのです。切り捨てるのです。これには少し捨てる勇気が必要なはずです。

日本人特有の、右にならえ、は大切ですが、一度疑う考えも大切です。時間は有限ですからね。

(ぼくが銀行で実際にやったECRSの具体例は、後ほどお伝えします)

②つぎに、「がっちゃんこ」か「分ける」

つぎに取り組むべき考えは、Combine「結合と分離」です。

「結合」とは、似たようなタスク2つ、3つを一緒に片付けられないかな?という考え方です。

また「分ける」とは、複雑に、ぐちゃぐちゃになってしまっているタスクを分けて、グループ化してまとめ直したり(要は「がっちゃんこ」)、頭のなかや工程をわかりやすくする考え方です。

この「がっちゃんこ」と「分ける」を、別の言い方にすると、がっちゃんこは⇒「レバレッジ」をきかせる、グルーピング。分けるは⇒稲盛さんのいうアメーバ経営、最小工程数に細分化する、みたいなイメージですかね(間違っていたら、ごめんなさい(笑))。

③つぎに、入れ替え

3つめに取り組むべきものは、Rearrange「入れ替え(代替)」です。

タスクや物事の順番を入れ替えたほうが、成果が出るんじゃないか?という考え方です。人の配置換えなども同じ考え方ですね。

たとえば、夕方にやっていた会議を、生産性の高い朝イチにやるとか、、クリエイティブな作業は、夜ではなく午前中にやるとか(これぼく実践してます。1人で集中して作成したい書類とか)。そんなイメージです。

この入れ替えについての考え方も、やはり物事を一度疑ってみたり、いろいろとテストをしてみるのが大切だと思います。今までのやり方がベストとは限らないので、ルーティンをあえて崩してみるとか、自分が普段やらないことに挑戦してみる考え方も大切かもしれませんね。

④最後に、シンプル化

最後に取り組むべきものは、Simplify「簡素化」です。

今まで1~10までこなしていたけど、5からスタートして完成させられないかな?そもそも、100%やらなくても80%できていれば成果が出るんじゃないかな?工程数を減らせないかな?というふうな考え方です。

たとえば、いつもイチから作っている資料・書類があれば、フォーマットを作って、今回変更があったところだけ手を加え完成させる(コピペですね)。いつも説明している営業トークを、フロー表や図式化、マニュアル化して工程をシンプルかつ生産性の高いものに作り替えていく。そんなイメージです。

特に、ルーチンワーク化している業務は、必ずこのシンプル化をさせた方がいいですね。ルーチンワークとは、同じ作業を2回以上こなす作業のことをいいます。ぼくは、初めての仕事をするとき、2回目もありそうな仕事であれば、メモや記録をつけるようにしています(当たり前のことかもしれませんが)。そして、いつでも、早く、確実に情報を取り出せるように、クラウドに情報を保存し、すぐに検索できるようにしています。ちょっとしたこれだけでも、生産性は上がってます。

業務効率、生産性が格段に上がった

ぼくはこの理論を使いビックリするほど成果が変わりました。改善前は、仕事量が多すぎて、朝から晩まで残業してもこなしきれない。めちゃくちゃ忙しい割には全然成果が出ず、毎日にように食堂の隅で上司に𠮟責される。そんな状況でした。もうホント、ノイローゼ状態でした。

苦しすぎて苦しすぎて、もう銀行員なんて辞めたい、逃げ出したい、、、と思っていたときに、コンサルタントをしていた兄に相談し、教えてもらった理論が、この「ECRS」でした。

そして、藁にもすがる思いで、半信半疑で実践しました。

まずはじめに、ぼくが実行したのは、、、

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