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新規事業創りの点検

毎週月曜日は、みんなが取り組んでいる新規事業創りの点検の日。

弊社ではクライアントと取り組むプロジェクト、
自社内のプロジェクトで50件くらいの事業創りが並行して動いているため、
各プロジェクトマネージャーと対話して、
如何に良い内容にするか、
滞ってるポイントにどう対峙するか、
計画からどう変化させるか、
変化させた時に何が起きるか、
などを話し合う。

そして、統括と僕は、ステークホルダー全員がいかにワクワクできるようにできるか、
の観点で会話するよう心掛ける。

クライアントワークで言えば、
会社、文化、歴史、背景、部署、取組む意義、期待値、担当のキャリア、組織、上長との距離感、
この辺りの異なる変数を鑑みて、
どうしたらうまく行くかを考える。

自社のプロジェクトで言えば、
顧客がいるのか、
どの程度の深さで理解してるか、
ソリューションは刺さっているか、
代替できることはないか、
展開の可能性はないか、
キャッシュポイントは何か、
収益をどう得るか、
の観点で点検する。

どちらのケースも、
その人が適切か、
そしてどの辺りを先回りして準備するか、
を常に気にしながら対話するようにしている。

企業が新規事業を創れない、
うまく行かない原因は、
実はこの最後のふたつの観点、
ないしは供給する機能が欠落してるのではないかと思う。

大きい会社になればなるほど人はたくさんいるけど、
新規事業にアサインしまくれる環境リッチな会社でない限り、
基本的には人に困る。

それで人材派遣会社で補填するのだけど、
外部の人への期待値と、
組織の都合がうまく噛み合うケースは限りなく少ない。

それからよくあるのが、中途採用。
かなり早期に入れてくるのだけど、
新規事業にはフェーズによって適性が必要ということをあまり理解してない企業が多過ぎる。

ましてやプロジェクトが止まったり、
組織がバラバラになった時、
この雇用してしまった人をどうするのかという問題が多過ぎるのに、
この問題を直視せず雇用する。

採用責任がある人にとってみれば、
次の人事異動までの時間をどう過ごすかだから、
尚更そうなる傾向が強い。

この辺もオーナー企業とサラリーマン社長企業の違いとして現れてくる。


事業創りに必要となる要素、3つ目、4つ目に触れたわけだけど、
一つずつで24時間は話せるくらい深い。

深く知りたい、こういう時どうする、
ないしは何か手伝って欲しい、
があればお気軽にお問い合わせください。

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