【詩】THE FOOL～投げやりな一人旅～
THE FOOL
～投げやりな一人旅～ 往路
振動が 心地好い
サイコーの気分！
車窓の景色は
生き生きした 彩りの山並が続いている
春なんだね…
反対の車窓に 目を向けたら
海が広がっていた。
空は青いしー
サイコーの気分！
THE FOOL
～投げやりな一人旅～ 復路
もう、ずっと
長いこと
こうしているみたいだ…
夜行列車の中。
窓に映る 自分の顔を見つめる…
自分には 帰る家もなく、
待つ人も いない…
そんな気がする。
ただ
ずっと、こうして
電車に 揺られて
行くのではないだろうか…？
目的地もなく…
かつて
約３０数年前。
高校時代の部活の友人と、学校を卒業してから同人誌を発表しました。
私が「旅行記」。友人が「エッセイ」。もう一人は「漫画」。
３人で刊行しました。
その時の、旅行記の冒頭と末文に入れた「詩」です。
新作ではありません。
＜この場を借りて再録シリーズ第二弾＞ です。
この時の旅行記。
実は、「ぐちぐち日記」のダブル不倫夫に告白して、振られた時の話。
傷心旅行に行った時の記録なのでした。
一度は完全に終わったと思った関係が…結局、結婚にいたり、最後は離婚（まだ途中だけど）なんて、人生わからんもんですね。
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