愛しい1月でした。
2024年、明けましておめでとうございます。
そんな文言も旬をとうに過ぎた2月も中頃、私の新年はようやく始まった…という事にしておきたい程に、時間が流されてしまった。
12月31日に久々に紅白を見て感動し「来年も素敵な一年になりますよう」と祈り、起きたらおせちをいただいてる最中に地震が発生した。幸いな事に、ものが少し落下した程度だったが、その後のSNSでの騒動や言葉にやられ、とても辛い新年となってしまった。
そうこうしていたら、応援していて活動者が卒業を発表し、12月・1月で4人も応援している人がいなくなってしまった。相羽ういはちゃん、ぽむ・れいんぱふちゃん、安土桃ちゃん、勇気ちひろちゃん…それぞれ、等しくはなくとも、それぞれ「大好き」なライバーだった。
本当に、できれば知りたくなかった新年だった。
とは言ったものの、時間は流れる。いつまでも、心がぐちゃぐちゃのままでは美味しいケーキも楽しめない。
とりあえず、しばらく溜まっていたドラマや映画を見る事にした。そうして手にしたのが『ウルトラマンブレーザー』だった。
13話…つまり、全25話のちょうど真ん中で視聴が止まっていたので、どんな内容だったか…と、総集編である13話をもう一度見て、いざ後半戦と挑んだ。
控えめに言って、とても良かった。
「遠い宇宙からやってきた眩い光」のブレーザー、そのブレーザーが助けを求めた存在こそ、主人公のゲントだった。
彼は、防衛隊特殊部隊隊長という重役、一児の父親と最愛の妻の夫、地球で唯一の救世主という立場から、様々な苦悩に溢れていた。それを、持ち前のコミュニケーション能力の高さが故の部下らとの連携、家族の団欒、異星人との理解と決意という形に向かい、大きな大きな選択と結末へと向かっていた。
素晴らしかった。ゲントとブレーザーがで合わなければ、あの世界は滅んでいたのだろう。ゲントがいなければ、あの世界はあのまま…。そして、本作のヒロインであるエミは救われなかったのだろう。
何より、全てのピースがハマった時、全ての運命が一つの道を創造する時、謎の巨大な光の生命体ブレーザーは「ウルトラマンブレーザー」と成った。
『ウルトラマンZ』の様な成長譚ではあるが、全く違った物語となった…「新たなウルトラマン」と言われても何も文句の無い傑作となっていた。
早く、劇場版が見たいものだ。
人生とは、出会いと別れの物語である。
財布を購入したその日、沢山の時間が流れて、やがて処分する。その時間は思い出となるか流れていくだけなのか…それは、自分次第だし、そこに重要性を見出すのかも自分次第だ。
人生とは、そういった出会いと別れを繰り返す物語である。
出会いがあれば別れがあり、その別れは新たなスタートと成る。
それで、いいのではないか。
永遠は不可能だが、その時間や奇跡を噛み締められたら、それは宝に成るのではなかろうか。
そんな事を噛み締める、1月だった。
今年は、noteの更新を週3回=月12回更新と決めたが…今日から、少しずつやっていこうと思う。
言葉と思考の訓練で始めたnoteだが、自分が感じたものを形にする場としても、利用していこうと思う。
今年も、よろしくお願いします。
おやすみなさい。