ラオスへ行く飛行機を逃す女
こんにちは、フライト逃し女性といいます。
経緯を説明しよう。日本からベトナムへ飛び、ベトナムからラオスへの飛行機に乗り換えるときの話だ
日本からベトナム、このときLCCの激せま空間の中、隣の席がかなり太った女性で、後ろも壁なのでリクライニングもできず、5時間ほど押しつぶされていたのだ。おまけに女性はいびきがうるさく、遠くの席の西洋人が舌打ちし睨みつけていたほどだ。真隣の私というと、ノイズキャンセリング付きのヘッドホンでメタルをMAX音量で聴いていたのにイビキremixに余裕でなってしまっていた。
そんな疲労を抱えたまま迎えたトランジットは7時間ほどのもので、余裕で寝てやろうと思いベンチで昼寝をしたりスケッチをしていた。
ふ〜とひといきついて時計をみた。18:00。
さあそろそろだろうとチケットをみた。フライトは16:20。
さあ私は頭を抱えた。現在の時刻をもう一度みる。18::00。つまりなるほど、私はフライトを逃したということだな。
死にましょうよ・・・・?
叫び散らし四肢を多ベクトルにふっとばし肉片すべてを大谷翔平にホームランしていただきたいほどの苦痛&自己嫌悪。どうして私いきてるんですか〜?
カルマ、あいつだな。またあいつが嘲笑し私を通り魔の如く心を滅多刺して去っていったんだ。いつのやらかし分ですか?毎秒やらかしてるわ。マイフレンドイズカルマ。
正直いうとこの時私は悲しんでなんていかなった。もうそこは通り越して笑い飛ばしていた。一人で。
係員に連れられるがままゲートを通りベトナムに入国、チケットカウンターでラオスゆきを買わされる。もうラオスいいです、タイ行きたいんですがだめですか?と聞くとだめです〜と言われた。そっか〜・・・。
チケットの値段は5万円。馬鹿野郎かよ。もうなにもしたくないでーすガハハ。
ベトナムホーチミンの空港をでる。暗くなってきているのに蒸し暑くて、気温は35℃。おもて〜リュック背負ってテキトーに予約したホテルにむかうが、なぜか予約が正常にとれておらず20分歩いたものの無駄になり・・・
バイクがびゅんびゅん通る道をただ、立ち尽くして、日が暮れていく太陽をたまにみて、radio headのcreepをきいて大涙する。
わたしはここでなにしてるんすかね、など。
22の未熟な脳みそ絞っても出てくるのはピンクラメの液体だけで知恵とかでてこない。なんかただの置き物なのかも。人間なのかな。などなど。
部屋にやっとついた。すこし下水くさい。サークルKを発見して少しだけごはんを食べた。ちょっとだけ元気。人と電話などする。
私は何を求めて生きているのだろう。
それはお金とかよりも、ただただ本当に愛に貪欲で、誰かに認められたり愛されないと本当に無理で、でも同時に独立や孤独に打ち勝つ自分を常に欲してイメージして掴み取りたくて行動している。孤独と友達になりたい。
ホテルのベランダの壁にでっかくソリッドマーカーで
WHAT THE HELL AM I DOING HERE…?
とかいてみた。
旅とは孤独に打ち勝つための自分への試練だ。
さあラオス行き、明日私は乗れるのだろうか。
乞うご期待
2024
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