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「週間読書人」巻頭特集:対談=稲葉振一郎✕バーチャル美少女ねむ【人間を人間たらしめるものとは】
新聞のトップに稲葉振一郎とバーチャル美少女が並ぶこの絵面、我ながら現実とは思えない…!!!
書評新聞「週刊読書人」7月12日発売号の巻頭特集で稲葉振一郎先生と私・バーチャル美少女ねむとの対談が掲載されます。「人間を人間たらしめるものとは」と題し、稲葉先生の新著『宇宙・動物・資本主義──稲葉振一郎対話集(晶文社)』をきっかけに、「風の谷のナウシカ」や「進撃の巨人」など日本を代表するサブカルコンテンツから未来の人間の在り方を紐解く壮大な対談になっています。
VTuberやVR・メタバースと直接関係のない対談イベントにお声がけ頂くのは実は初めてでとても緊張しましたが、全身全霊でサブカル談義させて頂きました! かなり盛り上がり、面白い内容になったと思います。ぜひご覧下さい。
【特報】
— バーチャル美少女ねむ/Nem⚡「メタバースでのアイデンティティ」回答受付中 (@nemchan_nel) July 10, 2024
新聞トップに稲葉先生 @shinichiroinaba とバーチャル美少女が並ぶこの絵面、コラにしか見えない…!!! 書評新聞「週刊読書人」7月12日号に対談掲載決定です!
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「週間読書人」巻頭特集で稲葉振一郎✕バーチャル美少女ねむ対談【人間を人間たらしめるものとは】
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7月12日号、本日刷り上がりました!
— 週刊読書人 (@Dokushojin_Club) July 9, 2024
巻頭特集:対談=稲葉振一郎×バーチャル美少女ねむ
<人間を人間たらしめるものとは>
『宇宙・動物・資本主義 稲葉振一郎対話集』(晶文社)刊行を機にhttps://t.co/PUPhY4Ewyj pic.twitter.com/SF4W6bTbVU
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週刊読書人2024年7月12日号
【特集】
対談=稲葉振一郎×バーチャル美少女ねむ
人間を人間たらしめるものとは
『宇宙・動物・資本主義 稲葉振一郎対話集』(晶文社)刊行を機に
本紙発売に先駆けて、登壇いただいたバーチャル美少女ねむさんが今回の対談の感想やどんなことを話したのかをご自身のnoteにまとめてくれました。公開対談全編もこちらのページから視聴可能です。
今回取り上げた稲葉振一郎さんの『宇宙・動物・資本主義』についてねむさんは「様々な専門家の方たちとの議論を通じて、思考と思考が繫がり、(中略)稲葉先生の思索が宇宙のように拡張していく様を追体験できる本」と評します。他方で著者の稲葉さん自身は、扱うトピックが広範すぎて、ある意味掴みどころを見出すのが難しい本書について「雑多な対話の集積から何か新しいものが見えてくれば」と見解を述べます。
人によって興味のあるポイントが異なる本書ですが、ねむさんは「まえがきにかえて」と11章「中国・村上春樹・『進撃の巨人』」を特に面白く読んだと言います。前者の『風の谷のナウシカ』考察、後者の中国をテーマにした対談の中で語られる『進撃の巨人』考察から本書の根底にある稲葉さんの「人間観」を見出します。新旧サブカルチャーのヒット作品の共通点とは。それとは別の視点で稲葉さんは漫画版『風の谷のナウシカ』のモデルとなった作品、正統後継の作品についても論じます。
また、ねむさんのフィールドであるVR、メタバースの今後の展望をめぐってもお二人の見解が話し合われます。今のメタバースの姿は初期の2ちゃんねる? ユーザー数が増えていった先に起きることについての考察もぜひお楽しみください。
余談ですが、本書10章「「新自由主義」議論の先を見据えて」(×金子良事)の初出は本紙2018年8月24日号で、本稿筆者が編集を担当しました。当時の対談収録時の思い出みたいなことを稲葉さんは対談動画の冒頭で振り返っていらっしゃるので、興味があればぜひそちらも見てみてください。結構細かいことまで覚えていらっしゃいました(苦笑)。(編集部峰岸)
稲葉振一郎✕バーチャル美少女ねむ 公開対談
記事の元となった対談は私のYouTubeチャンネルで全編無償公開中です。こちらもぜひ併せて御覧ください。
週刊読書人『メタバース進化論』特集
書評新聞「週間読書人」様には、以前2022年5月13日発行分の巻頭でも、私バーチャル美少女ねむの書籍『メタバース進化論』を特集頂きました! 私と経済学者の井上智洋先生との対談が掲載され「荒野が秘める可能性と新世界」と題し、メタバースが秘める経済の可能性について、私にも予想外の展開が飛び出す楽しい記事になりました。
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メタバース原住民のねむさんに、なぜかマクロ経済学界隈の人たちをぶつけようとする媒体です(笑) https://t.co/uveQKJnI85
— 峰岸裕 (@yminegishi1) July 10, 2024
稲葉振一郎『宇宙・動物・資本主義──稲葉振一郎対話集(晶文社)』
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哲学、倫理学、社会学、経済学、宇宙開発、ロボット工学、文芸批評、文化研究、SF、ファンタジー、コミック、アニメーション──現代日本が誇る不世出の社会哲学者・稲葉振一郎の膨大な仕事、広大な関心領域を一望のもとに収めた初の対談集。大屋雄裕、吉川浩満、岸政彦、田上孝一、飛浩隆、八代嘉美、小山田和仁、大澤博隆、柴田勝家、松崎有理、長谷敏司、三浦俊彦、河野真太郎、金子良事、梶谷懐、荒木優太、矢野利裕と第一線で活躍する作家、批評家、研究者を迎えて縦横無尽に語り尽くす。
『仮想美少女シンギュラリティ(VTuber文庫)』
![](https://assets.st-note.com/img/1720525897368-Km2qTh3osz.png)
脳と機械を繋ぐ「ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)」研究者の「私」は、実験中に意識を失っている間に、自分がバーチャルYouTuberとしてアイドルデビューしたことに気づく。YouTubeに残されていたのは謎の仮想美少女「ねむ」が「お前は誰だ」と自問自答する奇妙な動画だった…
ねむの目的は何なのか? 人類はついに現実の肉体のくびきから開放され、新人類へと進化するのか? 進化を目前とした人類の葛藤と恐怖を鮮やかに描く黙示録。
『メタバース進化論(技術評論社)』
![](https://assets.st-note.com/img/1720525897286-HPcX6etjLd.png?width=800)
バーチャル美少女ねむ『メタバース進化論(技術評論社)』は、メタバースに興味を持った幅広い読者の方を対象に、現在のメタバースの真の姿、そしてその革命性をわかりやすく伝える「メタバース解説書の決定版」です。自身も黎明期のメタバースで暮らす"メタバース原住民"の一人である著者・VTuber「バーチャル美少女ねむ」が、自分自身の体験、数多くのユーザーへのインタビュー、そして全世界のユーザー1,200名を分析した大規模調査「ソーシャルVR国勢調査」を元にメタバースのリアルを明らかにする、世界初の「仮想世界のルポルタージュ」です。
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