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閻魔様に腹を抉られた日

 佐賀の有名ラーメンチェーン店「ららららーめん」。ネタに走ることで定評な当ブログでは無難なチェーン店を紹介することはあまりないのですが、ゆめ咲店限定で激辛ラーメンが提供されていることが判明。最も辛いのは「えんま3辛」とのこと。マキザラーメンの激辛に2点台をつけている方の辛さ評価が3点超となるとなかなかの強敵であることが予想されますが、耐性がついた今なら何とかなるでしょう。

 ちなみに場所は先日訪問した辛麺屋桝元ゆめ咲店の真隣。30辛が余裕だったので3辛なんてドンと来い!

 

 こちらでも宮崎辛麺を模した「悪魔の辛麺」が提供されている模様。隣の桝元に対抗したものでしょうか。地獄の閻魔様がお待ち受けですが、閻魔大王は元は地蔵菩薩。仏様に近いとても徳の高い方が、進んで嫌われ役を買って出ているのですね。例え地獄に堕ちようとも、何人たりとも救いから漏れ出ることはないのです。

えんまラーメン3辛

 地獄の火の海のごとく見事なまでにスープが真っ赤っ赤ですが、店員さんから特に制止は無し。お値段も一律780円。すなわち特別に辛い高価な唐辛子が使われているわけでもなし。ひとまずスープを一口。うん、辛いけどちゃんと豚骨の旨味が感じられるスープで…

 数秒後

 「口が痛てー!!」

 次の一口を避けたくなるほど口の中が痛い。激辛麺企画は完食するまでなるべく水を飲まずに食べ進めることを心がけていますが、思わずコップの水に手がかかります。

 これまで辛さをウリにしている店舗の辛麺や担々麺の辛さMAXが案外楽に完食出来たのは、宮崎辛麺であれば溶き卵とニラ、担々麺であればゴマ。スープもとろみがついていて。辛さによるダメージが軽減される作りになっているからでした。お客の大半が辛い料理を食べることを想定しているからこそ、辛いけど食べやすくなるような配慮がなされているのですね。

 逆に言えば、お客の大半が辛くないメニューを頼むお店に、段階をつけてまで置かれている激辛メニューは油断大敵。あっさり目の豚骨スープにダイレクト唐辛子が大量に投下されたえんまラーメン。辛さによる痛みもダイレクトに襲い掛かってきます。

細い麺に込めた私たちの大きな想い。

 今回は完飲を諦めようかと思いましたが、丼の底に書かれた文字が気になってしまい気合で飲み干すことに。大きな想いをしかと受け止めました。それではまた次回。

 数分後

 「腹が痛てー!!」

 食べ過ぎた時の「お腹痛い」ではなく、本当にお腹を抉られるような痛み。痛みをこらえながら向かいのゆめタウン佐賀構内のサンマルクカフェに緊急避難。

Holiday ストロベリーショートケーキスムージー

 落ち着いたところで店を出るとしばらくして再び下腹部に走る痛み。結局その後トイレで小一時間悶絶したのでありました。痛みに悶えていた時は引退を考えましたが、喉元過ぎればなんとやらというやつで、ネタが続くうちは続けることにいたします。御馳走様でした。

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