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心の中にだいたひかるを

どうでもいいですよ。

って思うことが増えたよね。

いや、たぶんはじめはそう思うようにしていて、段々とそうなっていった。今は放っておいてもスマホに目をやれば情報がわんさか入ってくる。それ以外になにかあるとすれば、ゲームか。あぁ、もしかしてソーシャルゲームが流行っているのって、入ってくる情報をシャットダウンしたいという意識も意外とあるのかもしれない。俺はやったことないからよく言えないけど。

どうでもいいですよ、と思わないとやっていけないことが多いのだ。

Twitterなりを開いてみれば、たいてい上に上がってくるものは反響のあるもの、ひいてはなにかに対する批判的な意見が目立つ。だってフォローしてない人のツイートすら入ってくるんだもん。日本批判多すぎるよ。なにか「こうしようぜ」って言いたいならいいけど、自分や、なんだったら住みもしない国の話を引っ張り出して日本を叩いて、マンティングとりたいだけやろ。俺の持論だとは承知の上で書くけど、批判するならアイデアを出せ、アイデアのない人は他人の意識を絶対に変えられない。たぶん。絶対って書いたけどたぶん。こういうツイート、設定で出ないように変えられるのだろうか。それでときにはそんな火の粉が自分に向いてくるときもあって。こっちとしては手を突っ込んでもいないのに、記事を書いてると、ああだ、こうだと。

そんなデュルデュルっとした膿が心の中にだんだんと溜まっていって…あ~、もうどうでもいいですよ!だいたひかるだ!!と思うようになった。

でもこれは意外と良い心の処方箋になったのだ。なんというか、今みんな他人に興味を持ちすぎる。それもこれもお互いに視界の中に入ってくるからだろう。くるだろうっつって、SNSはもともとそういう「超デカイ交換日記」みたいなもんだから、ログインした時点でそうなることは当たり前だけど。

繰り返し言うけど、赤の他人のことなんてどうでもいいじゃないか。言ったところで相手に知らせなければ、変わることもないのだから。アイデアもないのに言うならそれはつまんないですよ。スーパーで母親にあれ買ってそれ買ってと駄々をこねているお子でしかない。これがひとつの国でたとえるなら、インターネットはまだまだ発展途上ということなのだと思う。道端にゴミを捨てたり、いきなり人を殴ったり、物を盗んだりね。政府があればそこに手入れをして豊かになってそしてマナーも向上していくようなものだと思うけど、果たして政府が存在しないインターネットではどうなるだろうか。

仮想通貨(暗号資産?)もそうだけど、結局無法地帯には悪いやつ・面倒なやつがはびこるのかもしれない。国ならこれが法律によって線引きされるが、インターネットには法律がない(各国のものが適用されるとしても)。だからそんな悪いやつもすべては「あなたの感想ですよね」になってしまう。分かってる、「俺こそ正義だ」なんてダークヒーローみたいなこと言わないよ。だけどやっぱり、ひたすら個人に対して否定的な言葉を送り続けているやつは良いやつなんて思えないし、その対象が社会だとしてもそんなこと言うくらいなら政治家にでもなれよ、大企業でもつくって経済から変えろよ、と思っちゃう。あっ、最近、「憧れてるけど自分にはなれない」という話を聞いて、「それは憧れじゃなくてファンじゃい」と答えてしまい、「私と水嶋さんの意識ってぜんぜん違う」と言われてしまった。山を眺めるくらいなら登頂しろ!登頂しないなら眺めるな!って人間なんだな俺と思った。このままじゃ付き合う人たちみんなしんどいな、変わらなきゃ、と思った。

そういうもろもろをふくめて、どうでもいいですよ。とも言いたい。

そして、真のどうでもいいですよは、こんなこと書かない。目指したい。

ぜんぶうまい棒につぎこみます