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計画を立てて遂行すればできるはず

計画を立てて遂行するって潰しの効くスキルかもしれない。

どんなコンテンツやパフォーマンスにだって過程はあるじゃないですか。でも子どもの頃ってあまり大人は教えてくれない、というより学習要綱にないのか、あるのか分からないけど重視されている様子もない。しいて言えば学園祭とか運動会の出し物だけど、それもチームワークなので、結局取りまとめている人にしかその計画は意識できていない。

最近「記事一本書き上げる人はそれほど多くない」という話を聞いて、ふと思った。エンジニア時代は計画表というものが存在したけど、その一部の一部の歯車をつくるような仕事だったので、上から来るお達しに沿ってのほほんと、ときには連日徹夜で職場にこもるという、ただの単純作業だった。

「計画を立てて遂行する」というのを強く意識しはじめたのは、ブログをはじめてからだろう。思いついたものをそこで書く(それこそ今書いているようなもの)ではなく、インタビュー記事なら相手や通訳者との日程を調整したり、企画モノなら小道具を購入したり友人に声を掛けたり、ひとりでデスクもやってるような状態だった。ライターになってからは締め切りというものが存在したので、その計画遂行はさらに意識するようになったと思う。

そして今、別に記事を書くことじゃなくたって、この計画遂行力はどんなものにでも応用できる。どんなものであっても、必要な手順をひとつひとつ慎重に踏んでいけば、必ず実現するもんだ。時間が足りるか足りないか。これはもっと人生における大きなテーマ…たとえば夢にしたって。宇宙飛行士になる!というパッと聞き大層な内容でも、ステップ・バイ・ステップで実現できると思う。遺伝子レベルの能力の差は否定しないけど、挑戦しないうちに諦めるなら遺伝子以前に終わってる。たとえ実現しなくても、計画を立てて遂行して近づいていく過程で、人や知識など、いい出会いがあるもんだ。

なぜ「(ひとりでも)計画を立てて遂行する」ということを、教育現場では教えないんだろう。日本の学校における物差しである、成績が良い・悪いは、結局この能力があったかなかったかに尽きる気がする。

ぜんぶうまい棒につぎこみます