見出し画像

世界に向けてサイを投げつづける

島に来てから、何時に寝ても朝6時頃に一度目が覚める体質になってしまった。年齢というより、朝早く歩こう!と思って歩かないくせに、毎朝アラームを鳴らし続けて、体内時計ができあがってしまったためだと思う。そんなわけでベトナムに来てからもなぜか時差を無視して6時に起き続けている。

昨日は朝から寝不足なのに、じっとしていられなくて、24時間営業のカフェに行って早朝から仕事をしていたけど、まったく頭が回らずに、4年半ぶりの練乳たっぷりのカフェスァダー(ベトナムコーヒー)を、連日のように飲んでいたので、胸焼けがひどくて頭痛が収まらず、宿に戻って昼寝した。

今朝も6時に起きて、一度しっかり寝た方がよいなと、さらに3時間弱。二度寝はなぜかよく夢を見させるもので、自分の車と勘違いして島の知人の車を走らせてしまって、戻ろうにも操作が難しくて戻れなくて、中にあった洗剤ボトルのようなガジェットを足の下にくぐらせると、ふわふわ浮いた勢いで30mくらい浮上してしまって、すげぇ、現代技術はここまで来ていたんだ!あ、でもさすがにこれは落下して死ぬ、死んじゃう、という夢を見た。

島とか、車社会とか、テクノロジーとか、死んじゃうこととか、なんだか現実のいろいろ要素が混在していて、視聴にあたって納得できる夢だった。

ベトナムでできなくなったことよりも、沖永良部島でできるようになったことを考えて、これからもっとできることを考えたい。

新しいアイデアを考えているときがもっとも気持ちがラクになる。島でしてきたことは、動機は本心とはいえ、どこか社会的にまともだと思われたいという下心も混じっていた。それは、悪いことではないと思うけど(厳密には悪いことではないと言われそうな気がするけど)、それでも自分が自分をおもしろいやつと言ってやれるかどうかは常に一番にするべきだったと思う。

東京を離れてホーチミンに渡り、人生の充実を感じたのは、紛れもなく基準をそこに合わせたからだ。どこに暮らそうとも、その基準がぶれなければいい。これからも世界の隅っこから常に世界に向けてサイを投げつづけたい。それができるのがインターネットのいいところだ。月末まで、ブレストだ。

ぜんぶうまい棒につぎこみます