音楽好きは、プログラミングも好きになれる

ざっくり7年前、まったくプログラミングを知らなかった自分に向けて。

プログラミングって何？をエモい感じで伝えてみる。

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音楽ばっかりで、他に何も知らない自分が、7年経って振り返ってみると、プログラミングも好きになっていた。
たぶんそれは、プログラミングの結構な部分が音楽に通じるところがあるからだ。

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ザックリした枠組みを作って、それを洗練させていくのは作曲にも似ている。
音符一つ一つが楽曲全体を作り出すように、プログラムの一行一行がアプリを動かす。
作り上げた楽譜を通して演奏すると素晴らしいものになるのは、作り上げたプログラムが動くときと通じるところがある。

あれこれ試して作って経験を積んでいく、というのも同じだ。

はじめは単音だけだったものが、和音になり、リズムが加わり色んな楽器が合わさってくる。
プログラムでも、初めはすごく簡単な、何に役立つかもわからないようなものを書いていく。でもその積み重ねが素晴らしいアプリを作ったり、そのところどころに拘りが生まれたり、ホントに音楽そっくりだ。

結局のところ、手段がちがうだけで、自分がイメージしたものを作っていくという事が好きな君にはプログラミングはピッタリだ。

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もちろん、初めは、「プログラミングしないと自分が動けない」なんて夢をみてうなされるかもしれない。でも、それだけ没頭して新しい事を会得していった先には、きっと良い世界が待っている。

新しい奏法を知った時、試してみたくなるでしょ？プログラミングの技術も日々新しいやり方が出てくるから飽きることはない。
新しいジャンルの音楽を知った時、その先にまだ見たことが無い世界が広がっている感じがするでしょ？新しい技術領域を知った時に感じる興奮もそれに似ているんだ。
古くから知っている音楽でも新しい発見があるでしょ？プログラミングもどこまでも深くいけるし、いつも発見ばかりだ。

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カフェで流れているBGMが気になって、それぞれの楽器に聞き入ってしまったり、コード進行を追いかけたり、それだけでも楽しくなる。
プログラミングにハマりだすと面白そうなアプリを見つけて、その裏がどう動いていたり、使われている技術を調べてみたり、好奇心を満たしてくれる。

音楽は自分の手を叩いて、声を出すだけでも作り出せる。頭の中で鳴らすことも出来るしそれが演奏できることが楽しい。
プログラミングはパソコンだけで作り出せるし、新しい機能を考えたり頭の中で想像したものを作り出すのが楽しいんだ。

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音楽は、理論があったり小難しいことを知っていると、楽しみが増すこともある。でも結局、音楽自体が好きだから聞いているだけで幸せになれるんだよね。
プログラミングも理論や知識が大事だけれども、作って動かすことが好きだから、どんどん試してみたくなるし動いたら楽しいんだ。

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バンドで一緒に演奏することで得られる一体感は、同じものを作るという過程にも似ている。そのタイムスパンが5分なのか、数ヶ月なのかという違いはあるけれど。

まったくの偶然でプログラミングを学びだす君だけど、好きになってしまうと思うよ。
それがきっかけで出会う人たちは、きっと素晴らしい人たちばかりだ。音楽でつながった人たちが素晴らしかったように。