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苦手だった服薬管理が一気に楽になった方法

躁うつ病患者に限らず、薬を日常的に複数服用している人あるあるだと勝手に思っているのだが、薬の管理ってすごく面倒。

飲んだかどうかわからなくなるし、錠剤を何種類も出しているうちに、どの薬を出して、どの薬がまだなのかを忘れるし、、、。

毎日きちんと薬を飲もうという意識はある。
飲んだり、飲まなかったりが一番よくないのもよくわかっている。
でも忘れる。

そんな私の数年の悩みを解決してくれたのが、

薬の一包化 + 日付・服薬時間の印字


これをしてもらうようになってから、薬剤師さんを崇めたくなるくらい服薬管理が一気に楽になった。もう薬局の方向に足を向けて寝れない。

薬の一包化とは、処方されている薬を一つの袋に全てまとめてくれることだ。(下図参照)

どんなイラストでもあることでお馴染みの「いらすとや」すごい。


これでまず、どの薬を出して、どの薬がまだなのかを忘れるという悩みから解放された。

それに加えて、袋に飲む日付と時間(朝・昼・就寝前等)の印字をお願いすることができる。

これによって、「今日飲んだっけ?飲んだような記憶あるけど、昨日の記憶かもしれない。飲んだかどうか自分を信用できない」という何とも情けなくなるような悩みから解放された。

私の場合、「飲むこと自体を忘れる」というよりは、1日に何度も「薬飲まなきゃ」と思うタイミングがあり、「飲んだっけ?飲んでないんだっけ?」と悩んだのでこれで全てが解決した。

もし、飲むこと自体を忘れるタイプなのであれば、携帯のアラームを設定したり、必ず視界に入る場所に常に保管するのがおすすめ。

薬の一包化は主治医の先生にお願いすれば、処方箋に指示を書いてくれるし、それを忘れても薬局で申し出れば対応してくれるみたい。
※病院や薬局によって対応は違うので、自分の主治医やかかりつけ薬局に相談してください


服薬管理のストレスから解消されて、本当に本当に楽になった。
毎日、地味に自分の不甲斐なさを実感し、小さなストレスが積み重なっている状況だったのだ。


自分ができないなら、他の人を頼ればいい。


病気になって早数年、ようやくそう思えるようになった私は、存分に薬剤師さんに頼らせてもらうことにした。

薬剤師さんには感謝してもしきれない。
あと、その制度があることを教えてくれた看護師、薬剤師の友人たちにも感謝を。

服薬管理に悩んでいる方、ぜひ一度お試しください。


おまけ:私が試して失敗した服薬管理方法たち

(合う人には合う方法だと思うので、恥を偲んで晒すよ)

・家族に管理してもらう
→我が家は家族の記憶力も残念なので、家族総出で薬を飲んだかどうか忘れ断念。

・薬を飲んだらカレンダーにチェック
→チェックすることを忘れる。特にうつ症状が酷くて、ベットでうつらうつらするだけの日に起こりやすかった。不安が増幅する+自分はこんなこともできないのかと落ち込むだけなので断念。

・薬を入れるポケットのついたカレンダーを使う
→薬の種類多いので、それを1回量に分けてポケットにしまう作業がどう考えてもできると思えず断念。そもそも、そういった服薬管理用カレンダーがなかなかにいいお値段がした。

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