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歩き納めと年越し工作

 あけましておめでとうございます。ねこっちです。昨年の大晦日は、2023年の集大成として、様々なことにチャレンジしました。

9kmの散歩で歩き納め

 チャレンジしたことの一つ目は、2023年の「歩き納め」です。2023年は10月ごろから散歩が日課になり、多いときは1日に2万7千歩ほど歩いた日もありました。いつもは散歩中に好きな歌を脳内再生したり、虫がいれば観察したりします。そのような2023年最後の散歩は、「焼津さかなセンター」から自宅までを歩いて帰ることでした。自宅の詳細な位置はここでは述べませんが、距離にして約9kmの、市を横断する散歩となりました。

 買い物を終えた家族と駐車場でわかれ、歩き始めはフジファブリックの「若者のすべて」を脳内再生して、散歩を開始しました。その後、松任谷由実の「春よ、来い」、サザンオールスターズの「ミス・ブランニュー・デイ」といういつもの曲順で脳内再生し、歩くのが中盤に差し掛かったところで最も好きな歌の一つであるSTU48の「独り言で語るくらいなら」を脳内再生しました。この歌の歌詞には、私が10月に「こだわりの減退」が起こった時の心境に近いものがあり、たいへん気に入っている歌の一つです(私が聴いている歌の中では珍しく歌詞が気に入っている歌です。詳細は後述します。)。その後も様々な曲を頭で流しながら、雨上がりで暖かい天気を楽しみながら歩きました。全ての曲が2周したころ、時間としては1時間半ほどが経った頃に、見慣れた景色の場所に来ました。途中、Google Mapが歩道のないルートを案内したので、困ってしまった一幕があり、思っていた以上に時間がかかりました。

 見慣れた風景に差し掛かった時は、サッカーチームのマンチェスターユナイテッドのチャントである「Glory Glory Man United」を頭で流し、ボルテージを最大に高めました。そして、最後は高校時代からずっと気に入っている24時間テレビの「サライ」を流し、出迎えてくれた家族に包まれて散歩を終えました。

 なお、これは余談ですが、私は24時間テレビが好きだからサライが好きだという訳ではなく、初めてサライを聴いた2016年8月下旬に、眼前に雄大な自然の風景が見えたので、それ以後サライが好きになったのでした。私は、曲を歌詞ではなく、聴覚的刺激として聴いており、メロディによって目の前に色や景色が見える特性があります。上記の歌も基本的には同様で、歌詞ではなく見える景色を楽しんで歌を聴いています。

 所要時間は2時間、歩いた歩数は1万4000歩ほどの「歩き納め」が終わりました。家についた時の達成感は、言葉では表現できないほどのものでした。帰省していた弟を含めた、家族全員が私を迎えてくれました。とてもうれしかったです。また、帰って食べた昼食は格別の味でした。食後は、余韻に浸りながらワイヤレスイヤホンで「独り言で語るくらいなら」と「Glory Glory Man United」を聴きました。

 なお、冒頭の画像は、歩き納めが終わった直後の歩数計を撮った写真です。焼津さかなセンターを出発した時に、すでに2000歩ほど歩いていたので、それを差し引きして1万4000歩というわけです。

年越し工作・ウィムズハースト式誘導起電機

 昼食を食べ終えた私は、少し休憩し、2つ目のチャレンジにとりかかりました。それが「ウィムズハースト式誘導起電機」と呼ばれる、静電気を起こす装置の製作です。

 ウィムズハースト式誘導起電機の説明は、ここでは長くなるので省きます。以下のWikipediaをご覧くださると嬉しいです。

 この装置は、以前から作ってみたいと思っていた物でした。科学館などで展示されている本格的なものでは、ついているハンドルを回すと、数cmの放電距離がある静電気が発生します。今回は、そのような本格的なものではなく、CDやアルミテープで作れるような規模のものを作りました。

 今回の製作では、以下のイチケン氏の動画を全面的に参考にしました。CDの膜をガムテープではがしたり、ハンガーを加工してペットボトルを回す軸にしたりと、(少なくとも私にとっては)驚くようなアイデアが満載で、見ているだけでも面白かったです。

 午後2時半ごろから製作を開始し、途中で予期しない不具合もあったため、作業終了は午後9時31分でした。その間、夕食をとったわずかな時間を除けばずっと集中して作業していました。

 そのようなウィムズハースト式誘導起電機の製作でしたが、実は2023年中には成功しませんでした。どこを見直しても原因が分からず、そのまま新年を迎えました。この時は、非常に悔しかったことを覚えています。

2日後のリベンジ

 このままでは終われないと思い、2日後の1月2日に装置を大幅に改良しました。足りないパーツは新たにダイソーで購入し、「ライデン瓶」と呼ばれる装置や、「ニュートラライザー」と呼ばれる部品を作り直しました。そして、約3時間ほど作業したのち、ついに待っていた瞬間がやってきました。


放電が成功した時の画像です。

 距離にして約5mmの火花放電を見ることができました!この時は非常にうれしく、思わず叫んでしまいました。

 こうして2023年と2024年をまたいだ工作も成功し、今年一年を楽しい一年にしたい、と思ったのでした。

最後に

 2023年の「歩き納め」も、その後のウィムズハースト式誘導起電機の製作も、初めての挑戦でした。歩き納めの際は、道に迷いかけた時もありました。しかし、知っている地名の書いてある看板を頼りにルートを自力で修正でき、最後は家に着くことができました。また、ウィムズハースト式誘導起電機の製作は、一度は失敗してしまったと思いましたが、その後新たに部品を交換および組み直したことで成功し、静電気の発生を自分の手で起こせたことに感動しました。こうした数々のチャレンジは、それができた時の達成感がすさまじく大きいので、今後もあらゆる機会に、いろいろなことにチャレンジしていきたいです。実り多き1年になることを願って、この記事とさせていただきます。

 最後までお読みくださり、ありがとうございました。

   ねこっち

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