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星々ワークショップ2023で優秀作賞をいただきました

 先週は、金木犀の香りが街中を包んで、夏の終わりを知らせてきました。季節がやっと秋になってきたなぁ、と実感している今日このごろです。
 オンライン文芸コミュニティ「星々」のワークショップ(以下、WSと書きます)に今年も参加して、最終回から一ヶ月が過ぎました。
 創作に関して、少し文章を残しておこうと思います。

 2021年から創作を始めました。中学生のころ文芸部にいましたが、そのことを忘れてしまうくらい長い時間が経っていました。
 何か表現したいと言う思いで小説を書き始めましたが、自力で書いた小説はまず書き上がらないという問題に直面しました。
 どうにか書き上げた一作は何を言っているのかよくわからないものに仕上がりました。これは、どこかで教えてもらわないといけない事案だと確信したのです。

 2022年、コロナ禍は続き、自宅でちんまり過ごしていました。
 ネットで探した星々のWSに参加することになりますが、この年はグループで合作小説を書くという、はじめてのことにとても緊張しました。
 しかし、回を増すごとにWSが楽しみで仕方なくなっていきました。
 参加した方々と意欲的に意見を出し合って、リレー形式の短編を書き上げるというチャレンジが私の中で白熱したと言いますか、今までにない経験に燃えたのです。
 この年、グループの作品たちは優秀作には選ばれませんでしたが、一冊の本として販売することになりました。(表紙のデザインも担当しましたmm)
 その作品がこちらです。

 2023年になり、今年のWSは個人作品になると知りました。
 昨年、少し悔しかった気持ちもあり、今年は執筆を上達したいという目的で参加しました。
 土地を取材して短編を書く。そこそこ大人数の大人が遠足へ行き(それがすでに面白いのですが)、課題に取り組むことになりました。
 毎回のほしお先生が話してくださる講評を真剣に聞きました。参加者のみなさんや運営さんからは、いろいろなアドバイスを頂き「その発想はなかった!」ということもありました。
 大変、有り難かったです。

 6回の講義に参加し今年も15,000字弱の短編を書き上げました。
 昨年も頑張りましたが、今年はほしお先生からのお話をより理解して書けたような気がしました。
 そして、その作品は今年のWSの優秀作として評価していただけました。
 最初は「ホントですか?」という気持ちでしたが、とても感動しました。

即日、フレームを購入して、
いただいた賞状を飾りました!

 さて、このたび、その作品が星々の雑誌に掲載されるという名誉にあずかりまして、11月に刊行されることになりました。パチパチパチパチ
 詳しくは、やはり作品を読んでいただきたいところなのですが、少しあらすじなどを・・・。

 東京藝術大学受験浪人生の新は、大田区田園調布にある美大・芸大受験予備校の田園アートリエで入試直前の特訓をしていた。同じ予備校生の瀧澤と芸大に合格したら、じょうぎ座γ流星群を見に行こうと約束する。しかし、受験間近になっても新のデッサン力は伸び悩んでいた。新は予備校の教員の広川に頼み集中特訓をすることになる。入試当日、待ち合わせをしていた瀧澤が時間になっても現れず、新は焦るが・・・。芸大受験・青春小説!
 というかんじです。

 予約が始まりました。是非、お手にとってご感想をお聞かせください。
 ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

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