ChatGPT備忘録 - 新サイト名のアイデアを制限時間30分で聞いてみた
前回、コンテンツを生業としてる者としてのChatGPTに関する見解にて、この子(わが子として愛でたい気持ち)がありがたい!と思ったことを書くと書いたのですが、それよりもこの子の限界に驚かされっぱなしなことが多い(最近の仕事が書きモノよりも、ブランド寄りの業務やコンテンツ企画とかに偏っているからなのかも)。
その一例と、再度、ChatGPTの基本に立ち返ってみたことを書きます。
ChatGPTに新オンラインサイト名のアイデアを聞いた
お題:新しいオンラインゲームサイトの名前のアイデアが欲しい
お題と共に提供した情報(条件的な)内容:業界ならびに提供内容ゲームの概要、ターゲット層の年齢、文字数制限6文字以内という制限
制限時間:使う側の私もお忙しいので、30分間限定でプロンプト
プロンプト開始:
全くターゲット層を考慮したアイデア出なかっため、そこを突っ込んだプロンプト2回目。
全く反省してない?感があったので、それなら、あえてターゲット層にお勧めは?またはそこも考慮したアイデアは?とプロンプトを続ける。
今度は、最初のプロンプトの解答に入っていた、提供するゲームの内容などをすっかり忘れてしまっている。しかも、40代から60代の人々を、古いとかレトロとか呼び始めて失礼極まりない感じがする。「40代から60代のターゲット層はシルバーが相応しい」とか決めつけている。それなのに、やたらカタカナ英語に頼った解答なので、矛盾してるような気もした。
ゆえ、再度以下「英語やカタカナになじみのない方にも理解してもらえるサイト名」を要求。
オンラインゲームサイトを連想させる名前の候補かというと、いただけない。またオファー内容を忘れちゃっている。また、特に40代から60代を考慮していると思えない。小学生向けになっちゃってないか?どうしたんだ
一応念のために。。。40代から60代の年齢層に関する理解の確認をいれてみる。
なかなか特徴を捉えています。なのに、なぜそれがアイデアに入ってこない!?そこを突っ込んだ。だんだん面白くなってきたぞ、と。
間違ってたくせになんか上から目線で解答が来た。しかも、なぜか名前のアイデアの先を行く、サイトの方向性の指示が。しかもまあまあ合ってそうな(笑)ここまでわかっているのなら。。。よし、再度チャレンジ。
また6文字の制限を忘れてきている。が、なんとなく、特徴+提供ゲーム内容を意図した固有名詞でサイト名を提案、という定型が出来てきた。
が・・・文字制限が入るとまた暗号的な名称?の提案に戻ってしまった。
ここで30分のタイムリミット。今回はここまで。
今日の締め
当たり前な話なのですが、ChatGPTは、オンライン上のテキストベースの情報からしか、私たちユーザーのプロンプト内容に解答することができないので、コンテクストであるべき部分(この場合は、ターゲット層を考慮したサイト名)のところが無理やりテキストとして(非コンテクストで)表現しざるを得ないといったところでしょうか。
そうなると、世に出ている、「おっ、うまいな、やられた」って思うような、こころ揺さぶる、かつ、使いたいと思わせるようなサイト名やコピーづくりなどに関しては、生業とされている方々はまだまだ受注が絶えないかと思われます。
しかも、ChatGPTのアイデアと、自分のアイデアを比較したプレゼンなんかしちゃうと、大成功間違いなしかと。
現場からは以上です!
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