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文字のない絵本 アンジュール

アンジュールという絵本を知っていますか。
文字がなく、黒い鉛筆だけで描いたような絵の絵本です。
胸がぎゅっとして、最後にはぽっとする素敵な絵本、ぜひ読んでみてください。

あらすじ

一匹の犬が家族に捨てられ、家族を追ってひたすら走ります。
その様子は、文字で何か説明されている訳でもないし、色がついている訳でもありませんがしばらくの間胸がぎゅっと締め付けられるページが続きます。
最後には、ひとりぼっちの男の子に出会いぽっと心が救われます。

魅力

何よりの魅力は文字がないこと。
子どもに読み聞かせをするような絵本ではありませんが、家に一冊おいて手に取れるようなところにあると素敵だなぁと思える作品です。
特に犬や猫など動物と一緒に暮らしていると、今一緒にいる動物がより愛おしく感じる作品でもあります。

ただ悲しい、切ない、という感情で終わらせないのも魅力です。
ひとりぼっちの犬とひとりぼっちの男の子が出会うことで、その先二人がどうなろうとあぁ出会えてよかったと心が救われます。
読んでいる時の自分の心の動きを感じられるので、子どもにはもちろん大人になった今でもぜひ読んで欲しいです。


アンジュール(ある犬の物語)
作:ガブリエル・バンサン
発行者:大川 健
発行所:BL出版株式会社
印刷:株式会社 太洋社
製本:大日本製本紙工株式会社

絵本っていいよね

私は絵本が大好きです。本を読むのも好きですが、私は読むスピードが遅くじっくりじっくり読むのでオススメの本を定期的に紹介できるほどたくさん読めていません。
私の家には200冊程度の絵本があります。
もう私の家には小さい子はいませんが、今もリビングなど家のありとあらゆる場所に絵本があって暇さえあれば手にとって読んでいます。
さらっと読めて私は大好きです。
本を最後まで読むのは時間がないとできませんが、それでも何かストーリーを追っていきたい人には映画などもいいですが絵本がオススメです。

受験勉強に飽きてきたなぁと思った時にこうやって短めのnoteで好きな絵本について書いていければいいなと思っています。私の息抜きです。


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