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猫6頭がいる暮らし
現在執筆中のホラー小説「猫の首に鈴」は、実際に体験した出来事をもとにしたフィクションです。
結末まで既に完成しているのですが、現在手直しをしています。じっくり練り上げ、7月上旬にUPの予定です。いましばらくお待ちください。
失踪した猫のポンにはモデルになった猫がいます。
物語の通りふらっと居ついて、ふいにいなくなりました。
リアルのポンはしかし4頭の子猫を残して去りました。
メスの長毛種が2頭、オスのトラ猫、雄のブチ猫。
もともと我が家には、矢掛町のお好み焼き屋さんから貰ってきたオスの白猫とメスのキジトラがすでにいたので里親募集をかけたのですが、引き取り手は現れませんでした。
しかも元からいたメスが子猫たちを受け入れず。
幸いなことに我が家には二階建ての離れがありました。かなり古い木造家屋で、普段は空気を入れ替えるために窓を開け、簡単に掃除する位で使っていなかったので、子猫は離れに住まわせて、別個に世話することに。
更に現在去勢するまでオスとメス部屋を分けてます。
なので、トイレ3つ巡回してお掃除。水とご飯も3つずつ補充しています。
このごろは暑くなってきたので、お風呂が嫌いな子は体を拭いてあげて、長毛種は櫛で毛が絡まらないように解いてあげてます。
猫が増えたいまのほうが、家の掃除が行き届いています。
たぶんこの子たちの存在あればこそです。彼らの快適生活のために家をきちんと整えたくなるので。
完全室内飼いの理由は、私が住んでいる地域の住民のみなさん猫が大嫌いだから。
現在執筆中のホラー小説はあくまでもフィクションですが、このあたりで過去に猫の多頭飼いしていた住民が問題を起こしたことがあり、それ以後村の人たちは猫を見るのも嫌ということで・・・。
窓辺で空を飛ぶ燕たちをじっと見ているうちの子たちを見ていると、人間の都合で不自由を強いていることに対して心から申し訳なく思うのです。
猫は癒しです。
猫のために部屋を整え快適空間を作ろうと奮闘しているうち、気づけば私自身がおうち時間を心から愛するようになっていました。
猫が6頭に増えてから遠出や長期旅行は出来なくなりました。
ですが最近思うのです。
遠くのパワースポットに行けないなら我が家をパワースポットに変えたら良い。
遠くの温泉に行けないなら畑のハーブを煮て薬草湯に浸かろう。
古い家屋ですが、部屋数は充分あり、離れもあり、畑もあって、窓の向こうには山が広がっています。
ここが田舎で、ここがリゾート地、猫カフェなのです。
美しく整えられた日当たりの良い室内で、猫に囲まれ淹れたてのコーヒーを飲むひとときに願うことはひとつです。
穏やかで至福の日々が永遠に続きますように。
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