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何もできないとき

 気分が乗らない時があるのは、仕方ないのだが、延々と必要最低限の事しかできない時がある。
 
 すぐに金銭に繋がらなくても、もうちょっと建設的な事ができればいいのにと思うのに、果たせず、重い心身を引きずって、何とか毎日を過ごす。
 (まあ、病気で寝たきりの時よりは、人間らしい生活ではあるが)

 体力だけは落としてはいけないと思い、本当は、リハビリは、いろいろやった方がいいのだが、最低限、自転車で1時間くらい散歩するようにしている。

 どうしても、きついときは、文学紹介者の頭木さんの言葉を、思い浮かべて、しのいでいる。

「何をしたか」で、人を評価しすぎだと思う。
「何をしなかったか」も、とても大切。傷つけなかった、人の上に立とうとしなかった、差別しなかった、欲に溺れなかった……。
人生を振り返って、「あれをやった」と感慨にふけるのもいいが、「あれをやらなかった」と誇りするのもありだと思う。

頭木弘樹@kafka_kashirag午前10:45 · 2022年2月28日·Twitter Web App
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※頭木さんが老子の言葉に触れた際のTweet

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