動物が食べられる植物
このシリーズは、リハビリや運動のために「植物観察の散歩」をお勧めしてるシリーズです。
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涼しくなってきましたね。昨日、スマホの機種変をしたのですが、まあ、手続きが大変でした。それと、まだ、操作に慣れないので、様々なアカウントやパスワードの再設定が大変です。
皆さん、気軽に機種変したと言う方いらっしゃるけど、引っ越し上手な方のように、慣れてらっしゃる方は、情報も含めて整理や移動がすっとできる方なのかもしれませんね。
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前置きが長くなってしまいましたが、今回は、全然、スマホと関係無い話ですが、「動物が食べられる植物・人間が食べられる植物」という話。
歩いていると野菜畑があって、それも植物です。
みたいな感じで野菜の歴史的な話をしましたが、そもそも、植物を食べるというのは、どういうことか。
植物は、とにかくたくさんあるし、食の基本で、草食動物がいて、それを捕食する肉食動物がいる。
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植物からすると、果実がなる植物は、鳥や哺乳類に果実を提供して、種を運んでもらう戦術で広がるものが多いのですが、さっき言ったように草食動物の類は、葉や枝を食べる者もいる。
これは、腸の中に微生物を飼っていて、分解できるから食べられる。
ユーカリを食べるコアラは、ユーカリの毒やら繊維をを分解できる微生物を飼ってるから、食べられる。
あと、ユーカリならなんでもいいかといったら、そうでもなく、ユーカリもいろいろ種類があって、コアラが消化できないのもあるそうで、そうすると、ユーカリを用意したのに死なせてしまったりする。
ナマケモノも確か、そういう所があって、腸内で飼ってる微生物と植物の相性が良くないと食べてるのに、消化できないで死んでしまう。
草食動物といっても、植物ならなんでもOKじゃなくて、相性がめんどくさいんです。
何がいいたいかというと、動物は、そんなに、いろいろな種類の食べ者を食べられる能力を持ってない。
哺乳類の中でも、人間は、本当に別格で、こんなにいろんなものを消化できる生き物はいないんじゃないでしょうか……
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ペットを飼われてる方は、犬とか猫とか、そういうものが多いと思うのですが、やっぱりそんなに幅広く植物を食べられません。
「人間が食べることができて、動物が食べられない植物」というものは、意外に多い。犬猫なら、タマネギを食べさせてはいけないのは有名だし、猫はユリ中毒という結構危険な中毒が知られていて、猫を飼っている方は、ユリに対しては注意されてます。
そんなに、ガンガン食べるものではないかもしれませんが、人間はユリの根も食べますよね。
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ニンニクみたいな強烈なにおいのするものは、もともとは、動物たちが食べにくくするためのものなのに、人間は「スタミナがつく」とか言って、かなり積極的に食べに行ってるし。
とにかく人間は悪食で、コンニャク芋なんかも、もともと毒性があるのに、いろいろなことをして毒を抜いて美味しく食べている。
植物が食べられないように、いろいろな防御をしているのにもかかわらず、人間は様々な方法で突破して食べに来ます。
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人間は、加工・調理して植物の防御を突破するだけではなくて、さきほども書いたように非常に多くの種類のものを食べても、消火できる胃腸を進化させたらしいです。
毒性うんぬんだけでなくて、人間は、いろんなものに手を出すことによって、いろんなものを食えるような胃腸も手に入れてきたのかもしれません。
植物凄いなあと思うのですが、「人間の飽くなき食の探求」も凄いなあと改めて思います。
今回は、ちょっと、植物散歩と話がずれてしまいましたね……( ̄▽ ̄;)
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