【島日記:6】島の配送事情。

1月23日。どうやら天気は下り坂。

週末、島の家を使うメンバーのため、
自宅で使わなくなったオイルヒーターを島に運ぶ。

ご存知のとおり、けっこう重いオイルヒーター。
前回の投稿の通り、わが事務所は坂の上にあり
屈強な日通さんも汗だくで登る場所。

運べる量には限度があるとはいえ
このColemanのキャリーはほんとに使えます。
急な坂でもスイスイ...いや、まあ、
えっちらおっちら運べるのです。
アラフォーは無理は禁物。

坂道を必死の形相で運んでいたら
近所のおじちゃんに「ここは坂たいへんじゃろがー」と
声をかけてもらったりして...
変な人だと思われてなければいいな..!

離島料金という壁

島にきてなかなか困るのが、
宅配便などの物流問題。

船で10分の島とは言え
業者さんにとったら、離島は離島。
配送料が高くなるのである。

ちなみにニトリで冷蔵庫と洗濯機を買って
しれっと無料配送にしてもらおうと思ったら
離島は無理だった。
どうしてもというなら運ぶけど、
運び賃でもう一つ冷蔵庫買えそうな勢いです、
といわれて、配送を頼むのをやめた。
（仕方なく軽トラで運び、仲間とともに
　坂を人力であげることに・・・）

lohacoやアスクル(一緒か)も、ちょこっとですが
送料無料のものも、離島料金がかかります。
なにかと離島料金を意識するようになって
興居島以外の島の人にも聞いたところ、

amazon一択

...なるほど。
すごいよamazonプライム送料無料。
離島もとは…

買ったはいいけど受け取れるか？

不在通知が来ても、島にいなければ誰も気づかない。
また、何時に来るかもわからないので
通いとなると結構大変で。
タイミング合わず不在のこともしばしば・・・

初めて島の住所に荷物を頼んだ日。
当日は強風で船が欠航して、配送日なのに島に渡れず。
そうこうしてると一本の電話が。

「え〜と…表札がなくて…○○番地いうたらどこになるんかねぇ」
配送のおいちゃんの声である。
あー、あの階段を上がっていったら右手に...
「ああ、前の○○さんとこか〜。」
「この後の船で行く予定なんですけど、
　また来てもらうのも申し訳ないので
　ドア前に置いておいてもらえますか？？」
とダメもとで頼んだところ…

「はいは〜い！」

ようやく事務所に着いたら、強風で飛ばぬよう
玄関ドアとブロックの間にガッチリ挟んでくれていました。

これは助かる・・・

今の所、某宅配便のみだけど、今後もこういうことがあるかもなので
もしいなかったらここにお願いします、と雨の当たらぬ場所を
配送のおじちゃんと双方確認。

よかった・・・これで宅配便にビビることがなくなったぞ・・・

運ぶと言えば、島にむかう軽トラが
親子みたいに見えてかわいかった。