僕の長所は悩みがないということについて

僕には長所がある。それは悩みがないということだ。僕はこのことを長所だとは思っていなかったけれど、まめ子と出会って人間のことをよく知るうちに、僕に悩みがないことは長所だと分かった。

なぜなら人間を見ていると、悩んでいる時というのは、大抵顔がひきつっていたり、不機嫌だったり、あと、いろんなことが雑になっていたりすると思う。

まめ子が悩んでいたり、落ち着いてない時は、僕の目の前で携帯を落とされたりする。
僕はびっくりして飛び上がる。とにかくいろんな騒がしいことが起きる。

僕は常に落ち着いていて、そしていつも静かでそして悩みがない。これは僕は長所だと思う。

僕は争いが好きではない。僕は平和が好きだ。僕は静かなことが好きだし、そして僕は物事を楽観的に考えるんだ。これは僕の長所だと思う。

そして、僕は自分の長所をちゃんと自分で把握することができる。これも僕の長所だと思う。ある人にはたくさんの長所があるのに全く気づかない人だっているから、まめ子だってそう。まめ子がどれほどたくさんの長所を持っているか、まめ子自身が気づいたらびっくりすると思う。なのに、まめ子は自分の長所をあんまり見ようとしない。

でも僕から言わせると、びっくりするほどたくさんの長所を持っているんだ。

僕の長所は悩みがないこと。これが長所だけど、まめ子の長所は一言で表せないぐらい。本当にたくさんありすぎるんだ。

今僕が言えることはまめ子にはたくさんの長所がある。それだけだ。そしてまめ子のたくさんの長所に気づいてる僕はとてもすごいと思う。

僕は本当に人の長所を見つけることが好きだ。そして人の長所を見つけることが得意だ。でも肝心な本人が気づいていないっていうのがすごく残念だけれども。

僕は人間を見ているとたまに思うことが、彼ら達は悩みたくて悩んでるのかという風に思ってしまうことがある。

僕は悩みがないと言った。それは僕は悩むことを選んでいないからというのが正直なところだ。

僕だって時にいつになったらご飯が来るのかなと思うことはある？思うことはあるけれども、それに対して悩むという選択をとらないんだ。

それは与えられることを知っている。今ではないかもしれないけど、僕のタイミングではないかもしれないけど。でも必ず与えられることを知っている。

目に見えないことに対して、どれだけ希望を持つことができるか。これが僕の悩みがない秘訣だ。でもまめ子もそうだけど、どうしても目に見えることにとても頼っているように思う。

十分たくさんのものを持ってるのに、恐れや不安から更にたくさんのものを持とうとするし、そしてたくさんのものを持てない時には不安になったりする。今あるもので満足するという選択をしない。

だから僕の目からしたら、悩みたくて悩んでるように見えてしまう。だってない時はあるもので満足し、あるときはあるものに感謝する。これが僕の生き方だからだ。

だから何度も書くけれど、僕の生き方には悩みなんて全くない。

悩むというのはとても辛いことだと思う。だから、どうして自分から積極的に悩むということを選択してるのか、僕には全くわからない。

でもいつかは分かるかもしれない。引き続き考えていきたいとは思っている。なぜなら、僕はまめ子が大好きだから。そしてまめ子には幸せになってもらいたいんだ。