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nekonomimi1026
2024年3月4日 01:10
西川に送ってもらい車を降りると、そこには久しぶりに見る航の姿があった。侑芽)航さん…航は呆然としている。離れた場所から見つめ合う2人。そして航が近づいてくる。航)久しぶり…侑芽)航さん…あの…すると西川が侑芽の隣に立った。西川)お前、一ノ瀬さんのなんなん?航)は?なんでお前に言わんにゃならんが。関係ないやろ西川)今日は言わせてもらう航)早う言えや西川)
2024年3月25日 01:01
航)次の休み、どっか出かけよ?一度離れかけた分、掛け替えのない存在という事が身に染みてわかり、一緒に居られる時間をこれまで以上に大切にするようになった2人。侑芽)海、見に行きたいです!航)海…確かにええな。俺も久しく見とらんちゃ。ほんなら水着、着るんけ?侑芽)水着!?着ませんよぉ!海見るだけです!航)ふ〜ん。なんや、期待してしもた航は口を尖らせ、拗ねて見せる。侑芽は
2024年3月26日 01:28
『また春子が来た 助けてくれ』平和な休日に春子がやって来て、困り果てた航は武史にLINEを送った。武史は実家の旅館で働いている。しかしこの日は午後から半休だったため、航からのLINEにすぐ気づき返信する。『わかった すぐ救助に向かう!』春子の途方もない恋の予感の話を永遠と聞かされている航と侑芽。春子)なんて言うかさぁ、初めて会った時にビビビビ!ってきたんだよね。それって
2024年3月28日 02:08
航)そうや……航は何かを思いつき、それを実現する為に日々の仕事の後、毎日工房に残り“ある物”を作っている。そんな息子の姿をこっそり見ていた両親は首を傾げながら歌子)航、何やっとんが?正也)なんや作りたいもんがあるらしゅうて。何作るか聞いても言わんのちゃ歌子)へぇ〜。前は注文受けたもんしか作らんかったがに。何か自分からやりたいて思うたいう事やね?正也)そうちゃのう。それ